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5大共通ポイントは不変じゃない?トレンドの変化に柔軟に対応できるポイントシステムを導入しよう

ここ数年、5大共通ポイント(dポイント・PayPayポイント・Pontaポイント・Vポイント・楽天ポイント)が、ポイントサービス市場において大きなシェアを占めています。

ただし、この「5大共通ポイント」の枠組みは、過去から変化することなく続いてきたわけではありません。以前は、dポイント・Pontaポイント・Tポイント・楽天ポイントの4種類で「4大共通ポイント」とみなされていた時期もありました。

新規顧客を獲得し、既存顧客の離脱を防止するためには、ポイント市場のトレンドは不変ではないことを認識し、変化に柔軟に対応できるポイントシステムを導入することをおすすめします。

本記事では、共通ポイントをとりまく状況は不変ではなく、時間の経過とともに移り変わることについて解説します。また、変化に強いポイントシステムを導入することの重要性についても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

<この記事のポイント>

  • ポイント1    ポイント市場のトレンドは不変ではなく時間の経過とともに移り変わる

  • ポイント2 ジー・プランではポイント市場のトレンドに関する調査を実施している
  • ポイント3 将来的な変更にも柔軟に対応できるポイントシステムを導入しよう!

目次[非表示]

  1. 1.ポイント市場のトレンドは時間の経過とともに変化してきた
    1. 1.1.最近はPayPayポイントの存在感が増している
    2. 1.2.ポイント市場のトレンドを把握する方法
  2. 2.ポイント市場のトレンド変化に対応できるポイントシステムを導入しよう
    1. 2.1.独自のポイントサービスを実施する場合の構築・導入方法
    2. 2.2.ジー・プランのソリューションなら後から交換先を追加できる
  3. 3.まとめ
  4. 4.おすすめの資料はこちら

ポイント市場のトレンドは時間の経過とともに変化してきた

2025年時点の日本では多種多様なポイントサービスが展開されていますが、幅広い店舗で利用できるdポイント・PayPayポイント・Pontaポイント・Vポイント・楽天ポイントの5つを「5大共通ポイント」と呼ぶことが一般的です。

ただし、ポイント市場のトレンドは不変ではなく、時間の経過とともに移り変わります。

最近はPayPayポイントの存在感が増している

日本におけるポイントサービスの黎明期には、ユーザー数や加盟店数などの点でTポイント(現在はVポイントに統合)の存在感が大きかった時期がありますが、その後dポイントや楽天ポイントなどが台頭して激しいシェア争いが起こり、最近はキャッシュレス決済との連携が強いPayPayポイントの存在感が高まっています。

このように、同じポイントが永久に覇権を握り続けるわけではなく、トレンドは移り変わるものであることを認識しておきましょう。そして、自社・自店舗の顧客がどのポイントを好むのかを見極めて、適切なポイントの付与やポイント交換先を選定することが、新規顧客を獲得したり、既存顧客の流出を防止したりするうえで重要です。

利用者が増えている「PayPayポイント」に関して詳しく知りたい場合は、以下の記事をご覧ください。

年間の発行額は6000億円超え!PayPayポイントを利用する人が急増している背景とは

TポイントとVポイントの統合に関して詳しく知りたい場合は、以下の記事をご覧ください。

2024年春からTポイントとVポイントが統合!何が変わったのか解説

ポイント市場のトレンドを把握する方法

ポイント交換サービスを展開する企業の中には、ポイント市場のトレンド調査を実施し、公表しているケースがあります。自社で調査を実施するためには、多大な費用・労力がかかりますが、他社が公表しているデータを活用することで、効率的にトレンドの把握が可能です。

例えば、ジー・プランではポイントサービスに関する調査を毎年実施しており、調査結果を無料でダウンロードすることが可能です。ポイント施策を担当している方は、ぜひご活用ください。

2025年版の資料「ポイントサービスに関する市場調査【2025年版_No.1】~ポイントサービスの利用実態と意識~」は、こちらでダウンロードできます。

ブログ記事「最も貯めているポイント1位は楽天ポイント、2位PayPayポイント、Vポイントは堅調 ポイントサービスのスマホアプリ利用率は約7割 【ポイントサービスに関する市場調査・2025年版_No.1】結果公開」も公開しているので、ぜひご覧ください。

ポイント市場のトレンド変化に対応できるポイントシステムを導入しよう

上述したように、人気の(利用者が多い)ポイントは、時間の経過とともに変化します。また、TポイントとVポイントが統合したように、既存のポイントが連携を強化したり、サービスを統合したりする動きが今後も出てくる可能性が考えられます。

ポイントシステムを選定・導入する際は、ポイント市場のトレンド変化に柔軟に対応できるかどうか(その時々で人気があるポイントに対応できるかどうか)どうかをチェックしましょう。

ポイントシステムに関して詳しく知りたい場合は、以下の記事をご覧ください。

【企業向け】ポイントシステムとは?仕組みや導入するメリット・デメリット、費用について徹底解説!

独自のポイントサービスを実施する場合の構築・導入方法

自社・自店舗の独自のポイントサービスを実施している場合、以下に示す2種類の方法のいずれかでポイントシステムを構築・導入できます。

  1. ベンダーが開発・提供しているシステム・ソリューションを導入する

  2. 自社で一から独自のシステムをスクラッチ開発して運用する

2.の方法は、自由度が高いことがメリットであるものの、多大なコスト・時間がかかります。そのため、自社で一からスクラッチ開発するのはハードルが高く、ベンダーが開発・提供しているシステム・ソリューションの導入をおすすめします。

大日本印刷株式会社(DNP)の「POINT TACTiX」など、ベンダーによっては、CRM(顧客管理)システムと一体化した形でポイントシステムを導入することも可能です。

ジー・プランのソリューションなら後から交換先を追加できる

ポイント交換先の選定も重要です。運用開始後にポイント交換先を追加したいケースがあるかもしれませんが、システムの改修の費用や工数がネックになり、改修が進まないケースやほかの改修案件とまとめて対応するケースも少なくありません。

しかし、ポイントのトレンドは日々変化しているため、ほかの改修案件とまとめて対応すると、必要なタイミングで対応できない場合もあります。顧客のニーズを逃し、既存顧客の流出を招かないためにも、ポイント交換先を低コスト、かつ、柔軟に増やせるかどうかをチェックしたうえでベンダー・ソリューションを選定しましょう。

ジー・プランのポイント交換ソリューション「ポイント・コンセント」では、後から交換先のポイント交換先を簡単に追加できます。自社開発の場合、ポイント交換先を1つ増やすために多額の費用がかかるケースもありますが、ジー・プランなら既存の管理システムを残しつつ、短期間、かつ、低コストでポイント交換先を増やすことが可能なので、ぜひご相談ください。また、「ポイント・コンセント」をCRMの機能として運用する場合、大日本印刷株式会社(DNP)の「POINT TACTiX」との連携であれば、ポイント交換先を柔軟に増やせるので、選択肢のひとつとして検討してはいかがでしょうか。


まとめ

ポイント市場のトレンド、人気のポイントは常に変化し、TポイントとVポイントが統合したように、今後も既存のポイントが連携を強化したり、サービスを統合する可能性が考えられます。その変化に柔軟に対応できるポイントシステムを導入することが重要です。

また、ジー・プランでは、毎年、ポイントのトレンドに関する調査を実施しています。調査結果をまとめた資料をダウンロードしたり、ブログ記事を閲覧したりして、ポイント市場のトレンドの把握に努めましょう。

既存システムにポイント交換先を追加するためには、多額のコストがかかることがありますが、ジー・プランのポイント交換ソリューション「ポイント・コンセント」なら、既存の管理システムを残しつつ、短期間、かつ、低コストでポイント交換先の追加が可能です。

一度繋いだら、ずっとそのままではない、将来を見据えたポイント交換ソリューションの選択肢のひとつとして、ぜひご検討ください。

おすすめの資料はこちら

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佐藤拓真
佐藤拓真
2018年頃からライターとして活動。「企業がポイントサービスを活用する方法」「ポイントを活用したビジネスのトレンド」「ポイントを活用したマーケティング手法」「ポイント制度やシステムに関する基礎知識」などについて、フラットな視点からレポートしています。私は「ポイント活動(ポイ活)」が注目されるようになる前から、さまざまなポイント(電子マネー、マイルなどを含む)を貯めてきました。自分自身の経験も踏まえて記事を執筆していくので、企業でポイント制度の導入・運用に携わっている方の参考になれば幸いです。

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