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「nanaco」と「nanacoポイント」の違いとは?

セブンイレブンやイトーヨーカドーなど、セブン&アイグループの小売店を中心に使える電子マネーnanaco。このnanacoを使うとポイントが貯まることは、ユーザーであればよくご存知だと思います。ただ、このとき貯まるポイントも電子マネーの「nanaco」と同じだと認識している人も多いのではないでしょうか。実は、両者は別物です。本記事では、電子マネーnanacoと、nanacoポイントの違いを解説します。


<この記事のポイント>

  • ポイント1    nanacoポイントは電子マネーnanacoの利用で貯まるポイント

  • ポイント2 nanacoポイントはそのままの状態だと店舗での支払いに利用できない
  • ポイント3 nanacoポイントには有効期限がある


目次[非表示]

  1. 1.nanacoとは
    1. 1.1.nanacoの種類
    2. 1.2.nanacoの使い方
  2. 2.nanacoポイントとは
    1. 2.1.nanacoポイントの貯め方
    2. 2.2.nanacoポイントの使い方
    3. 2.3.nanacoポイントを使う上での注意点
  3. 3.センターお預かり分とは
    1. 3.1.どのようなnanacoやnanacoポイントがセンターお預かり分になるのか
    2. 3.2.センターお預かり分の使い方
  4. 4.まとめ
  5. 5.おすすめの資料はこちら


nanacoとは


引用元: https://www.nanaco-net.jp/introduction/

nanacoはセブン&アイグループで運営している電子マネーです。「ポイント」などの言葉をつけずに「nanaco」といった場合、基本的には電子マネーを指します。プリペイド型で、あらかじめチャージしておくことで、その金額の範囲内で支払いに使用できます。では、nanacoの種類や使い方について見ていきましょう。


nanacoの種類

nanacoにはカードタイプのものとモバイルタイプ(アプリ)のものの2種類があります。

カードタイプでnanacoのみ利用できるnanacoカードは、セブンイレブンなどの店頭で入手可能です。また、クレジットカードのセブンカード・プラスやセブン銀行のデビット機能付きキャッシュカードにもnanaco機能が付いています。

モバイルタイプ(アプリ)のnanacoはiPhoneとAndroidのどちらでも利用可能で、iPhoneの場合はApple Payを、Androidの場合はおサイフケータイ機能を利用します。いずれも専用のアプリで残高確認やチャージなどの操作ができます。


▲iPhone版nanacoアプリのトップ画面


nanacoの使い方

nanacoは全国100万店舗以上で利用可能な電子マネーです。セブン&アイグループ以外にもドラッグストアや飲食店などを中心に、多くの店舗で対応しています。

使い方は簡単で、店舗のレジで会計時にnanacoで支払いたい旨をレジのスタッフに伝えて、nanacoカードまたはスマホをかざすだけです。モバイルタイプの場合には、スマホの電源がOFFになってても、専用のアプリを起動していなくても問題ありません。スマホが充電切れのときでも使用可能です。


nanacoポイントとは

nanacoポイントは電子マネーnanacoを利用した際に付与されるポイントです。これはあくまでポイントであり、ポイントが付与されることで電子マネーnanacoの残高が増えるというわけではありません。

では、nanacoポイントの貯め方や使い方について見ていきましょう。


nanacoポイントの貯め方

電子マネーnanacoを利用すると利用額に応じてnanacoポイントが付与されます。キャンペーンなどを除けば200円の利用ごとに1ポイントです。

他にセブンカード・プラスやセゾン・UCカードなど一部のクレジットカードの利用でもnanacoポイントを貯められます。

セブンカード・プラスまたはセブンカードならnanacoへのクレジットカードからのオートチャージが可能です。チャージ200円につき1ポイントのnanacoポイントも貯められます。

また、nanacoポイントはお買い物だけでなく、各サービスとの連携により、新聞購読、引っ越しサービスの利用、ペットボトルリサイクル等で貯めることも可能です。

そのほか、クレジットカード系のポイントやマイル、地方銀行や電力会社のポイントをはじめ、多岐にわたるポイントと提携しており、手軽にnanacoポイントに交換することができます。nanacoの利用に加え、他で貯めたポイントを交換するシーンも多くなり、貯めやすいポイントだといえるでしょう。


nanacoポイントの使い方

nanacoポイントは、電子マネーnanacoにチャージして使用するのが一般的な使い方です。nanacoを利用できる店舗のレジや、nanacoチャージ機でチャージできます。

レジでチャージする場合には、店員さんに「ポイントをチャージしてほしい」と伝えるだけです。nanacoチャージ機を使用する場合には、画面の案内に沿って自分で操作して行います。

nanacoチャージ機は、セブン&アイグループの店舗に設置されています。

モバイルタイプの場合には、アプリの操作のみでnanacoポイントからnanacoへチャージ可能です。

また、セブン&アイグループのネットショップでの買い物にも、nanacoポイントが利用できます。注文内容確認の画面で、nanacoポイントの利用を設定できるので、ポイント交換などの手間がなく、気軽に使えます。

チャージ、ネットショッピング以外には、ANAのマイルなど他のポイントへの交換、募金などの使い方もできます。


nanacoポイントを使う上での注意点

店舗で買い物をするときには、チャージしていないnanacoポイントは使用できません。nanacoで支払いをするとき、チャージ済みの残高があれば決済できますが、ポイントがポイントのままだと、残高として使われることはなくポイントとして残ってしまうため注意しましょう。

また、nanacoには有効期限がありませんが、nanacoポイントには有効期限が設けられています。付与されたときから数えて翌々年(1〜3月の場合には翌年)の3月末日に失効する仕組みです。

つまり、nanacoポイントをチャージして電子マネーであるnanacoにすれば、有効期限もなくなるということです。ポイントは1ポイント単位でチャージできるため、有効期限切れでポイントを無駄にすることがないよう、こまめにチャージしておくのが賢明です。


センターお預かり分とは

アプリや公式サイトにログインすると、nanaco残高にもnanacoポイント残高にも「センターお預かり分」という文言が表示されていることがあります。センターお預かり分とは一体何を指すのでしょうか。詳しく見ていきましょう。


どのようなnanacoやnanacoポイントがセンターお預かり分になるのか


▲アプリ画面の「センターお預かり分」表示箇所。この画面ではセンターお預かり分はnanaco、nanacoポインともにゼロ

センターお預かり分とは、nanacoカードやスマホにあるものではなく、nanacoのサーバーに預けられている分のnanaco残高及びnanacoポイント残高です。主にクレジットカードからチャージをしたりギフトカードからチャージしたりした分、キャンペーンで付与された分などが、nanacoのサーバーに預けられます。


センターお預かり分の使い方

センターお預かり分のままの状態だと、支払いに使うこともチャージすることもできません。nanacoまたはnanacoポイントに反映する必要があり、そのために店頭またはモバイルアプリにて、下記の操作を行ないます。

<店頭の場合>
レジ、またはセブンATMで「残高確認」もしくは「現金でのチャージ」を行うことで、センターお預かり分がnanacoのマネー残高またはnanaco残高に反映されます。レシートが発行され、受け取った「センターお預かり分」についても記載があります。

<モバイルアプリの場合>
nanacoアプリを開き、マネー残高の右側にある「…」をタップ。続いて「センターお預かり分反映」をタップすると、センターお預かり分がnanaco残高またはnanaco残高に反映されます。


▲iPhone版nanacoアプリでの画面。Android版でもほぼ同様の表示です


まとめ

nanacoはセブン&アイグループが運営している電子マネーで、nanacoポイントはnanacoの利用で貯まるポイントです。店舗ではnanacoポイントのままだと使えないため、nanacoにチャージする必要があります。nanacoポイントには有効期限が設けられているため、早めにチャージしておくのが望ましいです。

nanacoポイントに限らず、自社ポイントは使える場面が少ないことから、あまり積極的に貯めようとはしない顧客が多いかもしれません。自社ポイントでの集客に限界を感じている事業者の方も多いでしょう。そこで、ジー・プランの「ポイント・コンセント」「PCT LITE」を利用してみてはいかがでしょうか。

「ポイント・コンセント」「​​​​​​​PCT LITE」は、自社ポイントを共通ポイントや大手ポイントへ交換できるサービスです。自社ポイントがなくてもユーザーの行動に対してポイントを発行することも可能です。もちろん、各ポイントからnanacoポイントへ交換、及びnanacoポイントの発行をすることもできます。

ポイント事業者との契約やシステム連携が不要で、シリアルコードをメールやSNSで送付できるため、短期間且つ低コストで導入できます。手間もほとんどかけずに、手軽に導入可能です。

この記事でご紹介したnanacoポイントを展開する株式会社セブン・カードサービス様にも、「ポイント・コンセント」を採用いただいています。「ポイント・コンセント」をご利用いただくことで、ユーザーは各ポイントからnanacoポイントへ交換することが可能になります。また、ペットボトルの回収につきnanacoポイントを発行、付与するという施策も展開しています。

参考記事:株式会社セブン・カードサービス様 事例紹介


自社ポイントの集客効果が薄くて頭を抱えている事業者の方は、ぜひ「ポイント・コンセント」「PCT LITE」の利用を検討してみてください。



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T.A
T.A
2015年頃からWebライターとして活動中。オールジャンルで記事を執筆しており、中でもスマホやネットサービスなどの記事が得意です。 お得なサービスや便利なサービスには常にアンテナを張っており、2010年頃からポイントサイトを利用。ポイントの二重取り・三重取りなども普段から実践。 普段のポイ活で得た知識や経験を活かして、情報発信していきます。

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