発音は同じでも別物!WAON POINTとWAONポイントの違いとは?
「イオン経済圏」で支払いをしたときに付与されるポイントはアルファベット表記の「WAON POINT」とカタカナ表記の「WAONポイント」の2種類があります。まったく同じ発音の両者、別の ものだとご存知でしたか? 同じものだと思っている人もいるのではないでしょうか。
本記事では「WAON POINT」と「WAONポイント」の違いについて解説していきます。
<この記事のポイント>
ポイント1 イオングループの店舗や提携先での様々な支払い方法で貯まるのがWAON POINT
- ポイント2 WAONポイントは正式には「電子マネーWAONポイント」。電子マネーWAONの利 用で貯まるポイント
- ポイント3 WAON POINTの方が貯めやすく使い勝手も良い。イオン経済圏の中核となるポイ ントサービス
目次[非表示]
- 1.WAON POINTとWAONポイントの違い
- 2.WAON POINTの貯め方
- 3.WAON POINTの使い方
- 4.WAONポイント(電子マネーWAONポイント)の貯め方
- 4.1.電子マネーWAONで買い物する
- 4.2.イオン銀行の口座を利用する
- 4.3.イオン店舗で資源ゴミをリサイクルに出す
- 5.WAONポイントの使い方
- 6.WAON POINTとWAONポイントの見分け方
- 6.1.ロゴマークを見る
- 6.2.レシートの記載を見る
- 7.それぞれの残高の確認方法
- 8.どちらも有効期限がある
- 9.まとめ
- 10.おすすめの資料はこちら
WAON POINTとWAONポイントの違い
アルファベット表記の「WAON POINT」とカタカナ表記の「WAON ポイント」は、発音が同じですが、別のものです。
「WAON POINT」は対象のWAON POINT加盟店で支払いをしたときに付与されるポイントです。一方の「WAONポイント」は、イオンが発行する電子マネーWAONで支払いをしたときに付与されるポイントです。公式では「電子マネーWAONポイント」と呼んでいます。
次に、それぞれの貯め方や使い方について見ていきましょう。
WAON POINTの貯め方
イオングループの店舗やWAON POINT加盟店でお買物をする際に、イオンカードのクレジット払い・デビット払い・電子マネーWAON支払い・AEON Payの他、現金払い・イオン商品券・イオンギフトカード支払い(WAON POINTカードまたはイオンカード提示)するとWAON POINTが貯まります。
なお、決済方法や対象カードについては各加盟店で異なります。
WAON POINT加盟店以外の店舗でも、イオンカードでクレジット払い・デビット払いをしたときには、WAON POINTが貯まります。
WAON POINTのポイント還元率は、通常は200円(税込)ごとに1ポイントで0.5%です。イオン系列の対象店舗では、会員登録されている電子マネーWAONとイオンカードのクレジット払い・AEON Pay、デビット払いだと常に0.5%上乗せされるため1%になります。現金払いの場合には0.5%のままです。
WAON POINTの使い方
貯めたWAON POINTは、対象のWAON POINT加盟店で会計時に1WAON POINT=1円で使えます。
また、イオンカード(WAON一体型)や電子マネーWAONカードはWAONステーションやイオン銀行ATM(※)で電子マネーWAONにポイントチャージも可能です。他社ポイントと交換することもで きます。
汎用性が高く使いやすいのが特徴です。
※一部、利用できない店舗があります。
WAONポイント(電子マネーWAONポイント)の貯め方
続いて、WAONポイントの貯め方についてですが、「WAONポイント」は公式では電子マネーに付随するポイントである「電子マネーWAONポイント」という位置づけであることにご留意ください。 ただし、単に「電子マネーWAONポイント」と表記されるケースも多く、この記事内では基本的に「WAONポイント」と記します。
電子マネーWAONで買い物する
WAONポイントは、電子マネーWAONで支払いをした際、200円(税込)利用ごとに1ポイントが貯まります。なお、対象のWAON POINT加盟店で、電子マネーWAONで支払いをしたときに貯まるのは「WAON POINT」となります。
イオン銀行の口座を利用する
イオンカードセレクトを持っている人なら、イオン銀行の口座を利用すると200円のチャージごとに 1ポイントのWAONポイントが付与されます。対象となるのはイオン銀行の口座を給与振込口座 に設定している場合と、公共料金の支払いで口座振替を利用している場合です。 給与振込では毎月10ポイント、口座振替は1件につき5ポイント付与されます。
イオン店舗で資源ゴミをリサイクルに出す
イオンやイオン系列の店舗ではリサイクル機が設置されているところがあります。資源ゴミを持ち込んでリサイクル機に入れるとWAONポイントが付与されます。付与数はペットボトルとアルミ缶 ならそれぞれ5本で1ポイント、古紙なら1kgで1ポイント、牛乳パックなら10枚で1ポイントです。 リサイクルに出した翌月5日以降に10ポイント単位で付与されます。
WAONポイントの使い方
貯まったWAONポイントを使うときには、電子マネーWAONへのチャージが必要です。WAON POINTもWAONポイントもチャージして使う場合には同じように使えます。また、チャージは WAONステーションやイオン銀行ATMなどで操作して行います。
各種モバイルWAONであればお持ちの端末でチャージできます。
WAON POINTとWAONポイントの見分け方
WAON POINTとWAONポイントは次のような方法で見分けられます。
ロゴマークを見る
WAON POINTとWAONポイントはロゴマークが異なります。
WAON POINTのほうは、正面を向いている白い犬と「WAON」と書かれた輪のマークです。WAONポイントのほうも白い犬が使われていますが、首を少し傾けていてリンゴが付いています。
ポイントサイトで交換できるのがどちらなのかわからない場合には、ロゴマークで判別可能です。大半のポイントサイトでは、WAONポイントの方に交換できます。
レシートの記載を見る
買い物をしたときのレシートの記載を見れば、どちらのポイントがいくら貯まっているのか分かりま す。WAON POINTが付与される場合には、「WAON POINT」の名称で表記されますが、WAON ポイントは「電子マネーポイント」と表記されていることが多いです。電子マネーWAONでのお支 払い時に限り、レシートに電子マネーWAONポイント残高が表記されます。現金やクレジット払い ではWAONポイント残高は表記されません。
それぞれの残高の確認方法
「WAON POINT」「WAONポイント」それぞれの残高を確認する方法もご紹介します。
WAON POINT:暮らしのマネーサイトやイオンウォレット
WAON POINTの残高は、イオンカードの公式サイト「暮らしのマネーサイト」及びイオンカードの公式スマホアプリ「イオンウォレッㇳ」やWAON POINT会員向けサイト「smart WAONウェブサイ ト」「iAEONアプリ」にログインすることで確認できます。利用履歴の確認も可能です。
WAONポイント:WAONステーション
WAONポイントの残高はイオン店舗に設置されているWAONステーションや、イオン銀行ATM、 各種アプリで、カードを読み込ませることで残高がわかります。また、iPhoneのWAONステーショ ンアプリでも残高の確認が可能です。
どちらも有効期限がある
WAON POINTとWAONポイントには有効期限が設定されています。
WAON POINTのほうは初回進呈月を基準にして有効期限が設定される仕組みで、最大2年間です。WAON POINTが付与されてから迎える2回目の初回進呈月の末日を過ぎると失効します。
WAON POINTの有効期限は、イオンカードの公式サイト「暮らしのマネーサイト」及びイオンカー ドの公式スマホアプリ「イオンウォレッㇳ」やWAON POINT会員向けサイト「smart WAONウェブサ イト」「iAEONアプリ」にログインすることで確認可能です。
WAONポイントのほうは、ポイント加算期間が1年間設けられ、その後1年経過する月の月末までが有効期限で最大2年間です。加算期間は初年度は最初にチャージした日から1年後の月末までに設定されます。2年目以降の加算期間も同じ月の月末までです(※)。
※サーバー上の有効期限は、半年~1年
まとめ
楽天やPayPayなどのポイント経済圏は、ECや金融サービスを中心に展開している中で、「イオ ン経済圏」は、実店舗が充実したリアル型の経済圏です。
▼「ポイント経済圏」について詳しくはこちらから
関連ページ:ポイント経済圏とは?形成の経緯や事業者のメリットをご紹介
「イオン経済圏」にある2つのポイントサービス「WAON POINT」と「WAONポイント」は発音が同じですが、別物で貯め方も使い方も異なります。
「WAON POINT」は即座に買い物に充当できるほか、ほかのポイントへの交換できるなど汎用性が高く、イオン経済圏の中核となるポイントサービスといえます。
一方の「WAONポイント」は、主に電子マネーWAON残高にチャージして使用しますが、その他、 ポイント交換サイトを通じて他のポイントに交換できるという特徴があります。それにより利用可 能な店舗やサービスの幅が広がり、顧客の選択肢が増えます。
イオンは、これら2つのポイントサービスを提供することで、顧客の多様な支払いニーズに対応し つつ、キャッシュレス化の推進や顧客のロイヤルティ向上を狙っていると考えられます。
WAONに限らず、自社ポイントは使える場面が少ないことから、あまり積極的に貯めようとはしない顧客が多いかもしれません。そこで、ジー・プランのサービスを利用してみてはいかがでしょうか。例えば「ポイント・コンセント」や「PCT LITE」などのサービスがあります。
「PCT LITE」は電子ギフトを介して、自社ポイントを共通ポイントや大手ポイントと交換できる仕組みで、交換事業者との契約やシステム連携などは不要なため、低コストで導入できます。「ポイント・コンセント」は自社ポイントを複数の共通ポイントや大手ポイントに直接交換できるプラットフォームで、約150社の銘柄と提携しています。いずれも、今回ご紹介したうちの、「電子マネー WAONポイント」を取り扱っています。
自社ポイントを集客に役立てたいと考えている事業者の方は、ぜひご検討ください。
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