「Suica電子マネー」と「JRE POINT」の違いは？
普段からSuica電子マネーを使っている人なら、JRE POINTが自動的に貯まっていきます。買い物をするときに、Suica電子マネーで決済して、JRE POINTも一緒に使うことがよくあるかもしれません。そのため、Suica電子マネーとJRE POINTはほとんど同じようなものだと思ってしまう人も多いです。
しかし、Suica電子マネーとJRE POINTは別のポイント。異なる面も多くあります。本記事ではSuica電子マネーとJRE POINTの違いについて解説していきます。
＜この記事のポイント＞
ポイント1 Suica電子マネーはあらかじめチャージしていないと使えない
- ポイント2 JRE POINTはポイントサービスなのでチャージはできない
- ポイント3 JRE POINTは有効期限があるがSuica電子マネーにはない
目次[非表示]
- 1.Suica電子マネーとは
- 2.JRE POINTとは
- 2.1.JRE POINTの貯め方
- 2.2.JRE POINTの使い方
- 2.3.有効期限がある
- 3.まとめ
- 4.おすすめの資料はこちら
Suica電子マネーとは
「Suica電子マネー」は、Suicaを利用した電子マネーです。Suicaにあらかじめチャージすることで、店舗のレジなどで支払いの際に使えるようになります。駅ビルや駅構内の店舗はもちろんのこと、全国のコンビニやスーパーなど多くの施設で使用できる電子マネーです。
Suica電子マネーで決済した場合には、金額に応じてJRE POINTが還元されます。2017年12月まではSuicaポイントというものがありましたが、JRE POINTに統合されました。
また、Suica電子マネーには有効期限は特に設けられていません。Suicaを10年間全く利用していないと、そのSuicaが使用できなくなりますが、この場合にも、チャージ済みの残高が消滅することはありません。新しいSuicaを作って残高を移すか、返金してもらうことができます。
JRE POINTとは
一方、JRE POINTはJR東日本が提供しているポイントサービスです。電子マネーではなくポイントなので、Suicaのようにチャージすることはできません。貯めた分だけ使用できます。次に、JRE POINTの貯め方や使い方について見ていきましょう。
JRE POINTの貯め方
JRE POINTは次のようなときに貯められます。
- JRE POINTカードを提示してJRE POINT加盟店（主に駅ビル内の店舗）で買い物
- 「JRE MALL」など、一部のネット通販サイトで買い物
- JREカードやビューカードなどを利用
- えきねっとを利用
- Suica電子マネーを利用
JRE POINTカードは加盟店で作成可能です。
いろいろな貯め方があり、それぞれの方法で貯めたJRE POINTを合算して使用できます。
また2023年10月からはステージ制が導入され、ポイントの獲得数や利用数が多いユーザーは、特典が付与されるようになりました。ステージ制について詳しくはこちらの記事をご覧ください。
JRE POINTの使い方
JRE POINTは、加盟店で買い物をするときに1ポイント1円として代金に充当する形で使用できます。通販サイト「JRE MALL」で買い物をするときにも使用可能です。
また、Suica電子マネーにチャージして使うこともできます。この方法なら、JRE POINTの加盟店に加えてSuica電子マネーが使える店舗でも利用できるので、JRE POINTのままより利用範囲が広がります。
有効期限がある
JRE POINTには有効期限が設けられています。使用しないまま有効期限を迎えてしまうと、失効してしまうため注意しましょう。
また、通常ポイントと期間限定ポイントに分かれています。このうち通常ポイントの方の有効期限は最終利用日から2年後の月末です。そのため、利用するたびに有効期限が延長されます。
これに対して期間限定ポイントはキャンペーンなどで通常よりも多く付与されるポイントです。有効期限はキャンペーンごとに決められており、延長されることはありません。
まとめ
Suica電子マネーはSuicaに付帯している電子マネーです。利用するにはチャージが必要で有効期限はありません。これに対して、JRE POINTはJR東日本が提供しているポイントサービスです。現金やクレジットでチャージすることはできず、Suicaや特定のクレジットの利用などで貯めることができます。有効期限も設けられています。ただ、使える店舗が多く、Suica電子マネーへのチャージもできるため、有効期限が切れてしまうことは少ないでしょう。そのため、積極的にJRE POINTを貯めている人は多いです。
自社ポイントを扱っている事業者の中には、ポイントを貯めようとする顧客が少なく、集客に役立っていないところもあるかもしれません。大手ポイントと異なり自社ポイントだと、利用可能な場面が限られるというデメリットもあります。
そこで、ジー・プランのサービスを利用してみてはいかがでしょうか。ジー・プランのPCT LITEなら大手ポイントや共通ポイントに交換できる電子ギフトを自社ポイントの交換景品にできます。ポイント交換事業者との契約やシステム連携などを行う必要がなく、手間もコストも小さく抑えた上で、自社ポイントを大手ポイントや共通ポイントと交換できるようになります。
自社ポイントの利用が伸び悩んでいる事業者の方はぜひPCT LITEの利用を検討してみてください。
おすすめの資料はこちら
関連記事
