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日常生活で貯められるポイントは逃さない【日常ハンター】が半数以上~【ポイントサービスに関する市場調査・2023年版(4つのユーザータイプ編)】結果公開

ジー・プランによる「ポイントサービスに関する市場調査・2023年版」。第一弾のレポートでは、楽天ポイントに迫る「PayPayポイント」の躍進、ポイント交換サービスの利用経験者が75%に上るなど、ポイント収集や活用の幅が拡大・多様化し、ポイント生活の新しいユーザー実態が見えてきました。そこで、今回は第二弾のレポートとして、ポイントユーザーをより深堀りした、(4つのユーザータイプ編)を公開。結果の一部をご紹介しますので、詳細資料をダウンロードの上、第一弾のレポートと合わせてご覧ください。


調査期間:2023年1月27日~1月30日
調査方法:インターネット調査(外部調査機関 株式会社マーケティングジャンクションに委託)
対象者数:990名(男性495名 女性495名)
年齢層:10代~20代、30 代~40代、50代~60代
対象地域:北海道、宮城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、愛知県、大阪府、兵庫県、広島県、福岡県
※本レポートでは小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計値は必ずしも 100%とならない場合があります。

この記事のポイント

  • ポイント1 ポイントの貯め方によって回答者を4パターンに分けて分析。日常で貯めるポイントは逃さない「日常的ハンター」が54.9%と最多

  • ポイント2 積極派の「攻略的マニア」は少数精鋭、少ない種類のポイントを効率よく貯める一方、多数派を占める「日常的ハンター」は広範囲にわたってポイント収集
  • ポイント3 ポイント交換サービスについては、各層で一定以上の利用率あり

目次[非表示]

  1. 1.日常生活で貯められるポイントは逃さない【日常的ハンター】が半数以上
  2. 2.ポイントに対する行動や考え方
  3. 3.貯めているポイントの数
  4. 4.1年間に貯めたポイントの価値
  5. 5.ポイント提供企業への興味
  6. 6.活用できていないポイント
  7. 7.ポイント交換利用
  8. 8.ポイントが貯まるとうれしいサービス
  9. 9.まとめ


日常生活で貯められるポイントは逃さない【日常的ハンター】が半数以上


今回のレポートでは、「ポイントの貯め方」に関する設問の回答から4タイプのユーザーを上記のように名付けて特徴を見ていきます。まず、4タイプユーザーの割合ですが、「日常の買い物や行動の中で、貯められるポイントはなるべく逃さないようにする」と回答した【日常的ハンター】が54.9%と多数派であることがわかりました。
また、「ポイントを貯める目的で、今必要のない買い物など、積極的に貯める努力や行動をする」を選択した、最も積極的なタイプである【攻略的マニア】は16.2%で、この2つのタイプで全体の71%を占めています。
日常の中で賢くポイントを貯めている【日常的ハンター】が半数以上を占めていることから、より身近でお得な貯めやすいポイントサービスが求められていると言えるでしょう。


ポイントに対する行動や考え方


ポイントに対する行動や考え方を見てみると、【日常的ハンター】は、他のグループよりも目立って高くなっているものが多く、自ら積極的にポイントを集めて楽しんでいる様子がうかがえます。キャンペーンなどを展開する際のメインターゲットと想定され、新規顧客として獲得しやすい層とも言えるでしょう。

【攻略的マニア】は、「ポイントが貯まるという理由で店やサービスに興味を持つ」「ものを買ったりサービスを選ぶ基準にポイントがある」などが高めになっており、自分が貯めているポイントへの帰属意識が高い様子が見受けられます。丁寧なポイント施策を展開することでロイヤルティが向上し、優良顧客に育ってくれる可能性が感じられるユーザー層と言えそうです。

【気分的ゲッター】と【受動的ビジター】はポイント集めにあまり積極的ではなく、特に【受動的ビジター】にその傾向が強く見られます。


貯めているポイントの数


実際に貯めているポイントの数は、【攻略的マニア】は「1個」が最も高く20.3%、「3個」「2個」と続きます。自分が貯めるポイントについては熟慮し絞り込んでいるようです。
【日常的ハンター】は、「3個」が最も高く、次いで「4個」「5個」と数が多めです。日常生活の中で、利用するお店やサービス、キャンペーンなどでポイントを使い分け、よりお得にポイントを貯めている様子がうかがえます。
【気分的ゲッター】と【受動的ビジター】は貯めているポイントの数が少ない傾向があり、特に【受動的ビジター】では「1個」が約4割を占めています。


1年間に貯めたポイントの価値


2022年の1年間で貯めたポイントは金額にしてどの程度かを聞いた結果では、【攻略的マニア】が最も高く34,157円。実際に貯めているポイント数は少なめですが、自らが厳選したポイントサービスで、効率よくポイントを貯めているようです。
【日常的ハンター】28,792円で、日々の積極的なポイ活の成果が見受けられます。
【気分的ゲッター】は16,816円、【受動的ビジター】は8,543円と、いずれも全体よりも低い結果となっています。


ポイント提供企業への興味

ポイント提供企業への興味促進については、【攻略的マニア】「どのようなポイントでも興味促進」との回答が48.4%と非常に高くなっているのが特徴です。
【日常的ハンター】は、「種類によっては興味促進」が目立って高く、また、【攻略的マニア】と比べて「還元率によっては興味促進」が高くなっており、日常的にポイ活を楽しんでいる層ゆえに、企業のポイント施策についてはその内容や条件などにシビアな様子がうかがえます。


活用できていないポイント


貯まっているが活用できていないポイントの有無については、【攻略的マニア】では54.2%が「ある」と回答。試してみて熟慮した結果、集めるポイントの数を絞り込んでいる様子があることから、活用できていないポイントがあり、また、そのことを気に留めている様子もこのグループらしいと言えそうです。
【日常的ハンター】では、全体と同様に、約1/3が活用できていないポイントがあるという結果でした。【気分的ゲッター】でも、約1/3が活用できていないポイントがあると回答していますが、【受動的ビジター】では約2割と低めです。


ポイント交換利用


ポイント交換サービスの利用については、【攻略的マニア】約8割が利用していると回答、その中でも「よく利用している」と回答したヘビーユーザーが、37.3%を占めています。他のポイントを自分がメインに貯めているポイントに交換するなど、上手に活用している様子がうかがえます。
【日常的ハンター】は、全体と同様に4人に1人程度が「よく利用している」と回答、「たまに利用している」は約4割で、利用率65%です。
【気分的ゲッター】も同じく利用率65%【受動的ビジター】では約4割で、消極的なユーザーでも、ある程度の利用率があることがわかります。


ポイントが貯まるとうれしいサービス


どんなことでもっとポイントが貯まるとうれしいか、を聞いた結果、【攻略的マニア】では「クレジットカードの利用」がトップ、次いで「キャッシュレス決済の利用」で、決済方法に関連しての回答が高くなっているのが特徴的です。
【日常的ハンター】は、「日常の買い物」がいずれも目立って高く、その他、「外食」「電車やバスなど日常の交通機関」「電気・ガスなどの公共料金」「電話・スマホ・インターネット接続」などが高くなっており、日常生活における様々な支出でもっとお得にポイントを貯めたいという様子がうかがえます。


まとめ


以上、ジー・プランで実施した「ポイントサービスに関する市場調査・2023年版」の結果を一部ご紹介しました。
今回の結果では、まず、日常生活で貯められるポイントは逃さない「日常的ハンター」が半数以上の多数派を占めることから、より身近でお得なポイントサービスが求められることがわかりました。
その上で、最もポイント収集に積極的である「攻略的マニア」と「日常的ハンター」では、貯めたポイントの価値だけでなく、日常的に貯めているポイントの数やポイントが貯まるとうれしいサービスに差が出るなど、ポイント収集に向かうスタンスの多様さも見えてきました。

また、ポイント交換サービスについては、「攻略的マニア」の利用率が8割と突出していますが、消極的なユーザーでも4人に1人が活用しており、総じて興味関心の高いサービスといえるでしょう。
ポイント交換サービスの有無、良し悪しは、ポイントを収集してもらう企業にとっては重要な指標です。自社のポイントサービスにとどまらず、幅広いポイント交換サービスを導入することが、ユーザーのニーズを満たすことにつながります。

このとき上手に活用したいのが、ポイント交換ソリューションです。

たとえば、ジー・プランが提供する「ポイント・コンセント」や「PCT LITE」なら、自社ポイントを複数の共通ポイントや大手ポイントへ直接交換することができます。 こうした互換性の高さは、ポイ活に積極的な全世代の男女に対する効果的なアピールとなるでしょう。

詳細な資料では、以下の情報を全てご覧いただけます。グラフと集計表および分析コメントをまとめた調査結果レポートです。ダウンロードの上、ぜひご覧ください。


詳細資料内容
・調査概要
・調査結果サマリー


▼調査結果詳細(全体集計/性年代別集計/ユーザータイプ別集計)
・現在貯めているポイント(MA)
・現在最も貯めているポイント(SA)
・貯めているポイントの数(SA) ※選択肢数を元に集計
・ポイントを貯めている理由(MA)※全体および銘柄別集計
・1年間に貯めたポイントの価値(金額に換算して自由回答)※平均値および選択肢化した集計
・ポイントに関する意識(深度によるユーザータイプ)(SA) 
・ポイントに関する行動や価値観(MA)
・ポイントによる企業・サービスへの興味(SA)
・ポイントが貯まって嬉しいサービス(MA)
・活用できていないポイントの有無(SA)
・活用できていないポイントの銘柄(MA)
・活用できていないポイントの理由(MA)
・ポイント交換経験(SA)
・ポイント交換理由(SA)
・ポイント交換内容(交換元のポイント)(MA)
・ポイント交換内容(交換先のポイント)(MA)
・ポイント交換希望のサービスや商品(MA)
・対象者属性(性別/年代/職業/婚姻状況/子供人数/居住都道府県)


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こちらのブログの制作運営をお手伝いしています。ジャパンクラウドパネルを対象としたマーケティングリサーチも行っており、調査データをベースにしたプレスリリース作成やコンテンツ展開も多数の実績あり。常に顧客視点に立ち、インサイトを見据えたコンテンツ制作を心がけています。

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