婚活とポイントサービスの関係とは?イベント参加で貯まる仕組みを解説
少子高齢化が深刻化し、未婚者が増加する昨今、「結婚したいけれども、出会いがない」と悩む人も多いでしょう。
そのようなときに役立つのが、街コンや婚活パーティーといったイベントです。業者の中には、参加したり口コミを投稿したりすることでポイントを獲得できる仕組みを用意しているケースもあることをご存知でしょうか。
本記事では、具体例を挙げながら、婚活イベントとポイントサービスの関係について詳しく解説します。
この記事のポイント
ポイント1 街コンイベントや婚活パーティーへの参加・口コミでポイントが貯まる
- ポイント2 幅広い加盟店で利用可能な「共通ポイント」を付与している業者も存在
- ポイント3 各種ポイントを導入して、婚活に励む世代を自社の顧客に取り込もう
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婚活関連イベント・パーティへの参加や口コミによってポイントが貯まる
未婚率が上昇している昨今、「出会いがない」と悩む人は多いでしょう。そのようなときに役立つのが、パートナー探しに役立つ「婚活関連サービス」です。実際に、街コンイベントや婚活パーティーなどに参加した経験を持つ人も増えてきました
婚活に参加する世代は、さまざまな分野における消費行動が活発な世代なので、「自社の顧客として取り込みたい」とお考えの企業も多いでしょう。
ところで、婚活においては、イベントに参加したからといって、必ず相手が見つかるわけではありません。何度も参加したにも関わらず、パートナーが見つからなかった場合、「もう諦めよう」という気持ちになってしまうものです。
そうした利用者を繋ぎ留める対策のひとつとして、業者によっては、イベント・パーティーへの参加や口コミによってポイントが貯まる施策を実施しています。参加するだけでポイントが貯まる仕組みがあれば、「今回は出会いがなかったけれど、またチャレンジしてみよう」と気持ちを切り替えやすくなる効果が期待されるでしょう。
婚活イベントに参加する世代を、自社の顧客として取り込みたいのであれば、婚活市場で付与されているポイントを導入することも選択肢のひとつです。「意気投合した相手と二次会に行く」「イベント参加後に気持ちを切り替えるためにお酒を飲む」といった行動を、自社、自店舗での消費活動に誘導できる可能性があるでしょう。
次節以降で、ポイントが貯まる街コンイベント・婚活パーティーなどの具体例をご紹介します。
ポイント付与を実施している事例をご紹介
以下、街コンイベントや婚活パーティーへの参加・口コミなどでポイントを付与している事例をご紹介します。
machicon JAPAN(街コンジャパン)
株式会社リンクバルが運営するイベントポータルサイト「machicon JAPAN」(街コンジャパン)では、街コンや婚活パーティーの参加者に対して「Tポイント」を進呈しています(参加費200円(税込)につき1ポイント)。
貯まったポイントはmachicon JAPAN内での支払いに使えるほか、全国のTポイント加盟店におけるショッピングでも利用可能です。なお、参加でTポイントを貯めるためには、あらかじめ「リンクバルのID」と、Tカード番号が登録された「Yahoo! JAPAN ID」を連携しておく必要があります。
OTOCON(オトコン)
タメニー株式会社が開催する婚活パーティー「OTOCON」(オトコン)に参加すると、「Pontaポイント」が100ポイント貯まります。Pontaポイントは、旅行代理店・書店・レンタカーなど、さまざまなシーンで利用することが可能です。
なお、ポイントの獲得には、「参加費(支払金額)が2,000円以上」「WEB申し込み限定で適用」といった条件があることにご留意ください。
みらいくる(miraicle)
株式会社みらいくるが運営する口コミサイト「みらいくる」(miraicle)では、全国各地で開催されている婚活関連イベントの体験談やコラムを投稿したり、閲覧したりすることでオリジナルポイントを獲得できます。
貯まったポイントは、QUOカードや商品券と交換することが可能です。体験談やコラムに「ナイス」が付くと、さらにポイントが付与される仕組みになっているので、ユーザーの投稿モチベーションにつながるでしょう。
こうした仕組みによって、単にサイト全体の情報量が増えるだけではなく、良質な投稿の割合も増すことになるため、閲覧者が「信用できるサイト」と判断し、新規ユーザーとして登録する効果が期待されます。
各種ポイントサービスを導入して、婚活に励む世代を顧客として取り込もう
さまざまな業者が、婚活イベントに参加したり、口コミを投稿したりした方に対してポイントを進呈しています。
なお、リピーターを増やし、新規参加者数を底上げする効果を期待して、付与するポイントに「独自ポイント」ではなく、「共通ポイント」(例えば、PontaポイントやTポイント)を導入している業者も見受けられます。
全国各地の加盟店で幅広く利用できる共通ポイントであれば、さまざまな店舗で貯まったり、使用したりすることが可能なので、婚活イベント以外の業種・業態との相乗効果も期待できるでしょう。
まだポイントサービスを実施していない企業や、独自ポイントのみを運用している企業は、共通ポイントを導入することも検討してはいかがでしょうか。
まとめ
少子高齢化が深刻化する昨今、出会いを求めて街コンイベントや婚活パーティーに参加する方が増加中です。業者によっては、「参加するだけでポイントを獲得できる」「体験談を投稿するとポイントが付与される」といったサービスを提供しているケースもあります。
このようなポイント施策によって参加意欲が高まることで、出席者が多くなれば、出会いのチャンスも増えることになります。その結果、業者の評価が向上することが期待されます。体験談の投稿が多ければ、未登録者・未経験者への訴求にもつながるでしょう。
婚活市場においては、「共通ポイント」を付与して幅広い層に訴求し、同じポイントを採用している他業界・他社との連携効果を得ようとする業者が見受けられます。
他業界、他業種でも、オリジナルポイントではなく共通ポイントに対応することで、婚活に励む世代をまるごと自社の顧客として取り込みやすくなるでしょう。
なお、「複数のポイントに対応するのが難しい」と感じる場合は、ジー・プランの法人向けソリューションを活用することも、選択肢のひとつとして検討してはいかがでしょうか。
例えば、「Gポイント」なら、100種類以上の各種ポイント・電子マネー・マイルなどと交換できます。また、約150社のポイントと提携した「ポイント・コンセント」なら、複数の共通ポイントや大手ポイントに直接交換可能であり、ユーザーへの訴求力が高まるでしょう。
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