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マルチポイントとは?導入するメリットやデメリットについて徹底解説!

実店舗(各種飲食店やコンビニエンスストア、ドラッグストアなど)やECサイトで買い物をすると、支払金額に応じて付与されるポイント。さまざまな種類がありますが、「同じポイントを集中的に貯めたい」というユーザーのニーズに応える方法として、単一のポイントではなく、複数のポイントを選択できるマルチポイントサービスが注目されています。

本記事では、マルチポイントサービスについて解説したうえで、具体的な導入事例やメリット・デメリットも紹介します。

この記事のポイント

  • ポイント1 マルチポイントとは、複数のポイントサービスに対応すること

  • ポイント2 多種多様な業種でマルチポイント化が急速に進行している

  • ポイント3 導入はメリットとデメリットを把握したうえで検討しよう


目次[非表示]

  1. 1.導入事例が増加中の「マルチポイント」とは?
  2. 2.マルチポイントの具体的な導入事例をご紹介
  3. 3.マルチポイントを導入するメリットとデメリット
  4. 4.メリット・デメリットを把握したうえで、マルチポイントへの対応を進めよう


導入事例が増加中の「マルチポイント」とは?

昨今、Tポイント、楽天ポイント、dポイント、Pontaという4大共通ポイントがポイントサービス業界でしのぎを削っています。いずれも多数の加盟店を擁しており、利便性が高いポイントサービスですが、すべての店舗に対応しているわけではありません。

そのため、「自分がいつも利用する店舗に対応したポイントを選びたい」という消費者も少なくないでしょう。そのようなニーズに応えるのが、複数のポイントの中から、受けとるポイントを消費者が自由に選択できるマルチポイントサービスです。

例えば、Tポイント、楽天ポイント、dポイントの3種類のなかから貯めるポイントを選択できる店舗なら、「楽天市場で買い物をする機会が多いので楽天ポイントを貯めたい」という消費者は「楽天ポイント」を付与してもらえます。

なお、「複数の共通ポイント」からの選択だけではなく、「共通ポイントと独自ポイント」から好きなものを消費者に選択してもらう、もしくは両方付与するといった形態もマルチポイントサービスに含まれます。


マルチポイントの具体的な導入事例をご紹介

下表に、マルチポイントサービスの導入事例をまとめました。


企業名

内容

株式会社ローソン          
  • コンビニエンスストア「ローソン」で買い物をすると、Pontaまたはdポイントのいずれかを選択して貯められる
株式会社
ファミリーマート
  • コンビニエンスストアの「ファミリーマート」で買い物をした際に、Tポイント、楽天ポイント、dポイントのいずれかを選択して貯められる
  • アプリ「ファミペイ」と連携させることも可能
ENEOS株式会社        
  • ENEOSのガソリンスタンド(サービスステーション)を利用した際に、Tポイント、楽天ポイント、dポイントのいずれかを選択して貯められる
株式会社SBI証券          
  • SBI証券で、さまざまな取引(株式や投資信託の購入など)を行うと、ポイントが進呈される
  • ポイントは、楽天ポイント、Ponta、dポイントのいずれかを選択して貯められる
  • 貯まったポイントで投資信託を購入できる
株式会社AOKI   
  • 衣料品店の「AOKI」で買い物をすると、独自ポイントのAOKIポイント、または、共通ポイントのPonta、dポイントのいずれかを選択して貯められる
株式会社吉野家
  • 牛丼店の「吉野家」を利用すると、Tポイントまたは楽天ポイントのいずれかを選択して貯められる
株式会社すき家        
  • 牛丼店の「すき家」を利用すると、独自ポイントの「CooCa」、または、共通ポイントの楽天ポイント、Ponta、dポイントのいずれかを選択して貯められる
日本マクドナルド株式会社
  • ハンバーガー店の「マクドナルド」を利用すると、楽天ポイントまたはdポイントのいずれかを選択して貯められる
株式会社ダスキン
  • ドーナツ店の「ミスタードーナツ」を利用すると、楽天ポイントまたはdポイントのいずれかを選択して貯められる


このように、コンビニエンスストア、ガソリンスタンド、証券会社、飲食店など、多種多様な業種でマルチポイント化が進行しています。次節でご紹介するようなメリットを享受できるので、マルチポイントの導入を検討する際には参考にしてください。


マルチポイントを導入するメリットとデメリット

以下は、マルチポイントを導入する主なメリットです。

  • 新規顧客開拓に役立つ
  • 利便性が高まり、顧客の満足度が向上する
  • 顧客の来店頻度が増え、売上増加につながる
  • 競合他社との差別化が可能

マルチポイントに対応すれば、顧客が保有するポイントで商品を購入してくれる可能性があるため、客単価の向上が期待できます。また、ポイントサービスを提供する事業者のキャンペーンに乗って、自店舗のプロモーションを行うことも可能です。サービスの内容や価格が同水準であれば、いつも貯めているポイントに対応している店舗のほうが、より多くの消費者を惹きつけるでしょう。

ただし、マルチポイントには、メリットだけではなく、以下に示すようなデメリットもあります。

  • システムの保守管理コストが増大する
  • 業務の負荷が高まる
  • 手数料がかかる
  • 独自のブランドイメージが損なわれる

複数のポイントに対応すると、その分、システムの保守管理コストが増大することになります。そして、取り扱うポイントサービスの種類が増えれば増えるほど、新しい知識の習得が必要になり、現場の負荷も高まることにご留意ください。

そのほか、ポイントサービス提供業者に支払う手数料を負担しなければならないことや、ポイントブランドが持つイメージの影響により、独自のブランドイメージが損なわれるリスクがあることも認識しておきましょう。


複数のポイントを付与することに伴うデメリットを回避するためには、マルチポイントではなくポイント交換サービスを活用するという方法もあります。

たとえばジー・プランが提供するポイントサービス「Gポイント交換」を利用すると、各事業者の独自ポイントをGポイントに交換することが可能になります。さらに、ユーザーはGポイントを経由して、約120種類のポイントや電子マネーなどに自由に交換できます。通常のマルチポイントよりも選択肢が広がるため、ユーザーの利便性も高まるでしょう。自社ポイントを獲得したあとの交換が可能なため、ポイントの独自性や自社のブランドイメージを損なうこともありません。独自ポイントを保持したい場合は、選択肢のひとつとして検討する価値はあるでしょう。


メリット・デメリットを把握したうえで、マルチポイントへの対応を進めよう

近年、さまざまな業種・業界でマルチポイント化が急速に進んでいます。この流れに対応しなければ、新規顧客開拓や顧客満足度の向上、顧客の来店頻度の増大、競合他社との差別化を図ることが困難になるでしょう。

ただし、マルチポイント化にはデメリットもあることにご留意ください。大切なのは、メリットとデメリットを理解したうえで、自社に適した施策を講じることです。

なお、マルチポイントという選択肢だけではなく、ポイント交換サービスを導入するという方法もあります。マルチポイントのデメリットを考慮するなら、約120種類の各種ポイント・電子マネーなどと交換可能なGポイントなどのサービスを、選択肢として検討してもよいかもしれません。

佐藤拓真
佐藤拓真
2018年頃からライターとして活動。「企業がポイントサービスを活用する方法」「ポイントを活用したビジネスのトレンド」「ポイントを活用したマーケティング手法」「ポイント制度やシステムに関する基礎知識」などについて、フラットな視点からレポートしています。私は「ポイント活動(ポイ活)」が注目されるようになる前から、さまざまなポイント(電子マネー、マイルなどを含む)を貯めてきました。自分自身の経験も踏まえて記事を執筆していくので、企業でポイント制度の導入・運用に携わっている方の参考になれば幸いです。

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