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【独自調査データ】有効期限が近づくと、約半数が行動!ユーザーがポイントを使いたくなるのはどんなとき?データから見えてくる、ポイントユーザーの行動変容


ジー・プランでは、定期的に「ポイントサービスに関する市場調査」を実施しています。およそ年に一度公開している調査結果は、ポイントサービス施策者をはじめ、多くのみなさまに参考にしていただいております。

このたび、ご好評いただいている定期調査とは別に、みなさまに興味を持っていただけそうなテーマに絞って、オリジナル調査を実施いたしました。その調査結果を、4回に渡ってご報告します。第2回となる今回は、ポイントによる行動変容やエンゲージメントの向上についてを中心にまとめました。

詳細な調査結果は、下記より無料でダウンロードいただけます。

<この記事のポイント>

  • ポイント1 ポイントに関する行動を促すきっかけは「期限通知」

  • ポイント2 利用促進にはキャンペーンの実施が有効
  • ポイント3 公共料金等の長期継続サービスでも、ポイントの存在が後押しに

目次[非表示]

  1. 1.期限通知が最も行動を起こすきっかけになりやすい
  2. 2.利用促進には、高還元キャンペーンが最も有効
  3. 3.ポイントキャンペーンは半数以上にとって利用喚起の影響あり
  4. 4.ポイント一元化サービスが提供されたら、7割以上が利用に前向き
  5. 5.公共料金等の長期契約サービスは、約7割の人にとって後押し要因に
  6. 6.長期継続サービスの利用を続けたくなるポイントは還元率と利便性が鍵
  7. 7.まとめ

期限通知が最も行動を起こすきっかけになりやすい

行動を促すポイント関連情報については、「有効期限が近いポイントのお知らせ」(45.2%)が最も多く、期限切れによる損失回避が最も強い行動喚起要因であることがわかります。次いで「ポイント残高のお知らせ」(33.1%)、「具体的な金額での表示(〇〇円分ポイント獲得)」(23.4%)が続き、利用可能額や残高の“可視化”が行動につながりやすいといえます。

利用促進には、高還元キャンペーンが最も有効

サービス利用を促進するキャンペーンは、「特定の期間中にポイント還元率が大幅にアップする」(46.2%)が最も多く、期間限定の大幅還元キャンペーンが最大の利用促進要因であることが分かります。次いで「誕生日や記念日にポイントがもらえる」(38.1%)、「長期利用や継続利用でポイントが増えていく」(32.8%)が続き、特別感や継続利用のインセンティブも有効であることが示されています。また「条件達成でボーナスポイント」(31.1%)も一定の支持を得ています。

ポイントキャンペーンは半数以上にとって利用喚起の影響あり


ポイントキャンペーンに影響された経験については、「たまにある」(41.0%)が最も多く、これに「よくある」(10.7%)を加えると、半数以上が、ポイントキャンペーンをきっかけにその企業への関心が高まったり、より利用したくなった経験があると回答しています。

ポイント一元化サービスが提供されたら、7割以上が利用に前向き

貯めているポイントを合算してまとめて使えるサービスがあった場合、そのサービスを利用する企業の商品やサービスへの影響を聞いてみました。結果は、「やや積極的に利用するようになる」(46.7%)が最も多く、次いで「積極的に利用するようになる」(28.8%)が続きました。合わせて約7割以上が前向きな利用意向を示しており、ポイントの一元化サービスは強いニーズがあることが分かります。

公共料金等の長期契約サービスは、約7割の人にとって後押し要因に

公共料金等の長期契約サービスで、ポイントが継続利用の決め手になるか聞いてみると、「ややなる」(49.4%)が最も多く、「とてもなる」(17.5%)と合わせると、約7割が好意的な回答でした。強い決め手になる層(とてもなる)よりも、“ある程度の後押しにはなる”層が中心で、長期契約サービスの継続判断においてポイントは副次的だが無視はできない要素として機能していることが分かります。

長期継続サービスの利用を続けたくなるポイントは還元率と利便性が鍵


どのようなポイントであれば、長期契約サービスの継続利用の後押しになるかについては、「還元率が高い」(58.9%)が最も多く、ポイントがどれだけお得に貯まるかが最大の決め手となっています。次いで「ポイントの使い道が魅力的」(40.2%)、「大手共通ポイントに交換できる」(32.6%)が続き、利便性の高さや交換性も重要視されていることが分かります。「有効期限が長い」(27.5%)、「キャンペーン等で貯める機会が多い」(19.6%)、「会員ランクに応じた優遇」(15.5%)も一定の支持を得ています。

まとめ

今回は、調査結果の中からポイントによる行動変容やエンゲージメント向上にまつわる設問を中心にまとめました。

調査結果からは、ユーザーが行動を起こすきっかけとして「損したくない」という気持ちと「お得感」の二軸が強く作用していることが見えてきます。有効期限の通知が最も行動喚起につながるのは、“失う前に使いたい”=損したくないという気持ちの現れであり、反対に高還元のキャンペーンは“今、ポイントを使うのがお得”という観点で重要だと考えられます。

さらに、ポイントの一元化サービスへの関心が7割を超えたことから、ユーザーはポイントを「まとめて管理・利用」できる利便性を強く求めていることがうかがえます。また、長期契約サービスでもポイントは直接的な決定要因ではないものの、還元率や使い勝手の良さが継続の後押しとなっており、企業側にとってはロイヤルティ強化の有効な手段といえます。

これからのポイントサービスにおいては、「貯めやすさ」はもちろん、「使いやすさ」と「通知・還元のタイミング設計」を最適化することが、ポイント施策の成否を分ける鍵になるでしょう。

ポイントサービスを運用するにあたっては、「貯めやすさ」と「使いやすさ」を両立させ、顧客満足度を高めるための戦略が必要です。しかし、そのための施策として代表的なものである多様な交換先の提供には、莫大なコストと時間がかかります。そこでご提案するのが、ジー・プランのポイント交換ソリューションです。たとえば「ポイント・コンセント」「PCT LITE」なら、自社ポイントから大手・共通ポイントへの交換を、短期間に、低コストで実現することができます。ポイント利用のその先にある「ポイント交換」を実現する施策を検討してみるのはいかがでしょうか。

今回記事でご紹介した調査結果は、資料をダウンロードしてご覧いただくことも可能です。無料でダウンロードできますので、この機会にぜひアクセスしてください。


冒頭でもご案内した、年1回の定期調査に感しまして、2025年版は調査結果を2回に分けて公開しました。下記よりご覧いただけます。

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ユーザーの8割がキャッシュレス決済においてポイントサービスを意識。5大ポイントのイメージは「使いやすく、ためやすい」【ポイントサービスに関する市場調査・2025年版_No.2】結果公開

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こちらのブログの制作運営をお手伝いしています。ジャパンクラウドパネルを対象としたマーケティングリサーチも行っており、調査データをベースにしたプレスリリース作成やコンテンツ展開も多数の実績あり。常に顧客視点に立ち、インサイトを見据えたコンテンツ制作を心がけています。

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