
ゆうちょPayポイントへの交換も開始!郵便局のポイントサービス「ゆうゆうポイント」を徹底解説
日本郵政が2024年11月に開始したポイントサービス「ゆうゆうポイント」。2025年8月4日からは、ゆうちょPayポイントへの交換も可能となり、その利便性はさらに高まっています。
私たちの生活においても身近な郵便局で始まったゆうゆうポイントは、いったいどのようなサービスなのでしょうか。実際のポイントの貯め方や使い方も含めて解説します。
<この記事のポイント>
ポイント1 全国の郵便局でポイントを貯められるサービス「ゆうゆうポイント」
- ポイント2 アプリやIDの改称など、郵便局が推し進めていたデジタル化施策のひとつ
- ポイント3 貯めたポイントは限定商品や体験などの特典と交換できるほか、ゆうちょPayポイントへの交換も可能に
目次[非表示]
- 1.ゆうゆうポイントとは
- 2.ゆうゆうポイントの貯め方と使い道
- 2.1.ゆうゆうポイントを貯める方法
- 2.2.ゆうゆうポイントの使い道
- 3.まとめ
- 4.おすすめの資料はこちら
ゆうゆうポイントとは
2024年11月にサービスが始まったゆうゆうポイントは、日本郵政グループが提供する、郵便局を利用することで貯まるポイントサービス。
来局するだけでポイントが貯まる手軽さが特徴で、貯まったポイントは郵便局のオリジナルグッズやゆうちょPayポイントに交換できるほか、家族にシェアすることも可能。2026年(予定)からは、郵便局での販売品の代金のお支払いにも、ポイントが使え、さらに便利になる予定です。
なぜ郵便局がポイントサービスを始めたのか
郵便局はこれまで「ポイント制度」を用いてこなかったため、ゆうゆうポイントは唐突に始まったようにも見えますが、郵便局がポイントサービスを開始した背景を見ていきましょう。
そもそも日本郵政は近年、サービスのデジタル化を進めていました。2023年10月にはスマートフォン向けに「郵便局アプリ」の提供を開始し、2024年5月には、郵便局の各種サービスをインターネットで利用するための「ゆうびんID」を「ゆうID」へと改称。そんな中、ポイントサービスはIDとの紐付けがしやすく、顧客満足の向上にはなくてはならない存在にもなりつつあります。その流れでスタートしたのが、今回のゆうゆうポイントであると考えられるわけです。
郵便物の数は年々減少する一方ですが、それでも私たちの生活や物流を支える「郵便局」の役割がなくなるわけでははありません。今回ゆうゆうポイントに至った一連の取り組みは、そんな郵便サービスの利便性を高めると同時に、それによる顧客ロイヤルティの向上が目的だと考えられます。
ゆうゆうポイントの貯め方と使い道
ここからは、ゆうゆうポイントの貯め方と使い道についてもう少し詳しく見ていきましょう。ポイントを貯める方法と用途は今後さらに増えると考えられますが、現時点では以下のような形で利用することができます。
ゆうゆうポイントを貯める方法
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来局:郵便局アプリをダウンロードし、郵便局に設定された「来局ポイント」の二次元コードを読み取ると、1ポイントが付与されます(1日1回(局))。
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郵便窓口:郵便局アプリの会員証を提示して郵便窓口で対象商品・サービスを購入・利用すると、税込100円につき1ポイントが貯まります。さらに、対象外の商品・サービスも含めて会員証の提示に対して1ポイントが貯まります。
※詳細はこちらをご確認ください。
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かんぽアプリ:かんぽアプリに「ゆうID」でログインし、歩数連携をONにした状態でスマートフォンを持ち歩くと、歩数に応じて毎週抽せんに参加でき、「ゆうゆうポイント」がもらえます。抽せんは、かんぽ生命のご契約者さまに限らず、アプリ利用者全員が参加可能です。
ゆうゆうポイントの使い道
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商品や体験と交換:貯まったポイントを商品や体験などの特典と交換できます。ゆうゆうポイントの公式サイトから申し込むことができ、郵便局オリジナルグッズのほかにも、お菓子や飲料、農産品や家庭用品がラインナップされています。
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ゆうちょPayへの交換:貯まったポイントを、ゆうちょのスマホ決済アプリ「ゆうちょPay」で利用できるポイントに、100ポイント単位で交換することができます。
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抽選への参加:ポイントを消費して、交換よりもおトクに特典を獲得できるかもしれない抽選に参加できます。
- 買い物:2026年(予定)から郵便局での買い物の際にゆうゆうポイントを使えるようになる予定とされています。
まとめ
今までありそうで意外となかった郵便局のポイントサービス、ゆうゆうポイント。貯まったポイントは限定商品や体験などの特典への交換や、2025年8月4日からはゆうちょPayポイントへの交換も可能となり、その利便性はさらに高まっています。2026年(予定)からは、郵便局での販売品の代金のお支払いにもポイントが使えるようになり、さらに便利になる予定のため、今から使い始めておいて損はありません。
それに、「全国各地、どんな地域にでもある郵便局が展開するポイントサービス」という意味では、今後のサービス展開から学べることもあるはずです。
このように郵便局にまで広がるポイントサービスですが、その活用方法も現在は多岐にわたります。たとえば、約150社のポイントと提携しているジー・プランの「ポイント・コンセント」。自社ポイントを複数の共通ポイントや大手ポイントへ直接交換できるソリューションとして、多くの場面で活用いただいています。
ポイントサービスの導入や戦略に関するお悩みやご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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