
ポイントサイト経由のクレジットカードはなぜおトク?リスクはあるの?
新しくクレジットカードを作る際に活用したいのが、ポイントサイト。
広告などでも「今ならキャンペーン実施中!」という文句をよく見かけますが、クレジットカードは作成時にさまざまな特典が用意されていることが少なくありません。
なかでも特におトクなのが、「ポイントサイトを経由する」こと。普段からポイ活に取り組んでいる人のあいだでは有名な話であり、最新情報というよりは以前から続く方法ですが、今もこのメリットは変わっていません。ただし、ポイントサイトを経由する際には、注意点もあります。
この記事では、ポイ活初心者にもわかりやすいように、ポイントサイトを使ったクレジットカード発行の魅力と、そのリスクについて解説します。
<この記事のポイント>
ポイント1 ポイントサイトを経由してのクレジットカード発行は、還元率が高く非常におトク
- ポイント2 短期間に何枚もクレジットカードを申し込むと、信用情報に影響する可能性がある
- ポイント3 ポイント目的のクレジットカード作成はリスクもあるため、不必要な申込みは避けるのが無難
目次[非表示]
ポイ活とは?ポイントサイトって何?
まずは、そもそも「ポイ活」とはどのようなものなのか、簡単に整理しておきましょう。
ポイ活とは、キャッシュレス決済やポイントサイトを活用することで効率的にポイントを貯め、そのポイントを使っておトクに生活するための活動を指します。キャッシュレス決済やカード利用でもポイントは貯まりますが、それ以外のポイ活の手段として利用されているのが、ポイントサイトです。
ここで言う「ポイントサイト」とは、ネットショッピングやサービスの利用時に、そのサイトを経由することでポイントが貯まるサービスのこと。
もしかしたら、「サイトを経由する」と言われてもピンとこない方もいらっしゃるかもしれません。たとえば、ポイントサイトからオンラインショップのページに飛んで買い物をすると、そのオンラインショップで付与されるポイントだけでなく、ポイントサイト側でも別のポイントが付与されます。
このポイントは貯めることで現金やギフト券に交換できるため、普通に買い物をするよりもおトクになります。ポイントサイトでは、このようにサイトを経由することでポイントを獲得できるのですが、そのひとつにクレジットカード作成がある、というわけですね。
クレジットカードを発行するだけで大量のポイントを獲得できる
ポイントサイトでポイントを獲得する手段はさまざま。
ネットショップでの買い物や特定のサービスへの登録のほかにも、ミニゲームをプレイしたり、広告をクリックしたりといった小さなアクションでも、数ポイントが付与されます。
なかでも特に獲得ポイント数が大きいアクションのひとつが、クレジットカードの発行。広告クリックでは数ポイント、買い物やサービス登録では多くても数百ポイントしか付与されませんが、クレジットカードをポイントサイト経由で発行すると、なんと数千ポイントを獲得できることがあります。
獲得したポイントはギフトカードなどと交換できるため、言い換えれば、「クレジットカードを発行するだけで、数千円分のギフトカードがもらえる」わけです。これが、ポイ活において「クレジットカード作成」が注目されやすい理由です。
ポイントサイトからカードを発行する際の注意点は?
ポイントサイトを経由したクレジットカード作成は、一見するとメリットしかないようにも見えますが、注意点もあります。
新しくクレジットカードを作る際に、「せっかくならポイントサイトから申し込もう」と利用する分には問題ありません。注意すべきは、「おトクだから」という理由で、不必要なクレジットカードを何枚も作成してしまうケースです。どのようなリスクがあるのか、3つの観点から見ていきましょう。
リスク①「信用情報に影響する可能性がある」
そもそもクレジットカードは、カード会社の審査を通らなければ発行されません。
この審査で参照されるのは、過去のクレジットカード利用の記録だけではありません。「どこの誰が、いつ、どの会社のクレジットカードを申し込んだ」という情報も記録されており、カード発行の可否の判断材料として参照されます。
つまり、短期間に複数のクレジットカードを申し込むと、その情報も信用機関に記録されるわけです。それが必ずしも問題視されるとは限りませんが、場合によっては「この人は多額のお金が必要な状態なのでは?」と判断され、審査が通りにくくなる可能性もゼロではありません。
もしそのように信用情報が悪化してしまうと、クレジットカードの審査が通りにくくなるだけでなく、ローンの借り入れにも影響が出かねません。あくまでも「そういう可能性がある」という話ではありますが、リスクは最小限に抑えるに越したことはないでしょう。
リスク②「年会費の支払いで出費が増える」
クレジットカードの中には、年会費がかかるものもあります。ということは当然、「ポイントを獲得する目的でクレジットカードを発行したのに、年会費の支払いで損をしてしまった」というケースも考えられるわけです。
また、初年度は無料であっても、次年度からは年会費がかかるカードもあるため、申し込む際には要注意。むやみにたくさんのカードを作った結果、せっかく得たポイントを、年会費の支払いで失うことにもなりかねません。ポイント目的でクレジットカードを発行する際には、年会費の有無をチェックするようにしましょう。
リスク③「カードの管理が大変になる」
リスクというよりは注意点になりますが、単純に「カードが多いと管理が大変」という問題もあります。
カードごとにパスワードなどのアカウント情報を管理をする必要があるほか、支払い手段を増やすことで、個々の出費を把握しにくくなる懸念もあります。「メインで使っているカードの利用額が少ないから大丈夫だと思ったら、別のカードでも買い物をしていて、全体で見ると出費が大変なことになっていた」なんてことがあっても不思議ではありません。
仕事とプライベート、個人用と家族用など、クレジットカードを「分ける」ことで管理がしやすくなる側面もありますが、それでもやはり限度はあります。おトクだからといって、むやみにカードを作りすぎないようにしましょう。
まとめ
ポイントサイトを経由したクレジットカード発行は、その高還元率ゆえ、おトクであることは間違いありません。たしかに利用しない手はないのですが、ここまでに見てきたような落とし穴もあるため、注意が必要です。
ポイントサイトは、ポイ活に励んでいるユーザーにとっては身近な存在ですし、企業にとっては広告や販売促進の手段のひとつでもあります。ジー・プランでも共通ポイントを発行・交換するプラットフォーム「ポイント・コンセント」を提供しており、ポイントを活用することで企業・サービスのマーケティングに貢献しています。もしご興味のある担当者さんが読んでいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。
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