AIを活用した健康ポイントサービスアプリをご紹介
AIの活用がさまざまな分野で広まっており、健康管理アプリでもAIを活用したサービスが登場しています。
中には利用状況に応じてポイントを付与する健康管理アプリもあり、ポイントサービスに関わる事業者の方ならぜひチェックしておきたいところです。
本記事ではAIを活用した健康ポイントサービスアプリを紹介し、今後の展望について解説していきます。
<この記事のポイント>
ポイント1 健康意識を高めながらポイントも貯められる
- ポイント2 アプリに登録したデータをAIで分析して健康をサポート
- ポイント3 今後は他の分野にもAIを活用したポイントサービスが広まると期待
目次[非表示]
- 1.WoLN(ウォルン)
- 2.Relo健康サポートアプリ
- 3.アスマイル
- 4.今後の展望
- 5.まとめ
- 6.おすすめの資料はこちら
WoLN(ウォルン)
WoLN(ウォルン)は、FiNCというヘルスケアアプリをベースにして、NECの先端AI技術群「NEC the WISE」を組み合わせて開発された健康ポイントサービスアプリです。
WoLNでは、ウォークラリーやゲームなどを通じてポイントを貯めて楽しみながら健康管理ができます。貯まったポイントは地域で使える商品券やギフトに交換可能。ポイントを通じてこれまで健康に関して無関心だった人でも健康意識を高めるきっかけになるような存在です。
検診結果予測やダイエットサポート食事アドバイスの機能においてAIを活用しています。
NECはこのアプリを積極的に自治体に提供し、ポイントサービスを有効に使って住民の健康促進に力を入れています。このアプリを活用して2023年6月1日から2024年2月29日まで「スマホを使って健康づくり!~かつしか健康チャレンジ(令和5年度)~」を実施した東京都葛飾区のほか、埼玉県さいたま市、茨城県磐田市などが「WoLN」を使った取り組みを展開しています。
Relo健康サポートアプリ
Relo健康サポートアプリは、株式会社リロクラブが健康経営(従業員の健康管理を経営戦略的に行うこと)に取り組んでいる企業向けに提供しているアプリです。従業員がアプリを利用すると、健康努力に応じてリロクラブが運営する「福利厚生倶楽部」で利用できるポイントが貯まり、年間で最大約5,000ポイントまで貯められます。
健康に関する動画やコラム、レシピなどを配信する機能があり、健康スコアを算出してチームで競い合える機能なども利用可能です。毎日のライフログを取り、専属AIアシスタントによるアドバイスを受けることもできます。
アスマイル
アスマイルは株式会社NTTデータ関西が大阪府に提供しているアプリです。18歳以上の大阪府民が利用できます。食事や運動、健康診断結果などをアプリに記録することで、ポイントを貯められる仕組みです。貯めたポイントに応じて定期的に開催される抽選に参加でき、当選すると、コーヒーやスムージー、電子マネーなどの特典がもらえます。アプリに記録したデータを元にしてAIが分析し、生活習慣病の発症確率の予測値を表示できます。
また、他の健康アプリと連携して体重や睡眠時間、血圧、脈拍などを自動的に記録することも可能です。
今後の展望
AIは今後も進歩し続け、数年後には現在よりも精度の高い分析を行えるようになる可能性が高いです。AIが活用される領域も広まっていくでしょう。また、ポイントサービス市場は年々拡大し続けており、今後も拡大を続ける見通しです。
今後は、健康以外の分野においても、AIを活用したポイントサービスアプリが増えていくものと期待されています。
まとめ
AIを活用した健康ポイントサービスアプリは、健康意識を高めるきっかけに適しています。ポイントが貯まることで、アプリの利用を促し、健康意識を高めることでアプリを継続利用するという好循環が生まれるのです。AIによるパーソナルな分析やアドバイスはアプリの継続利用と相性がいいので、今後は健康以外の分野でもAIを活用し、ポイントが貯まるアプリが増えていく可能性が高いと考えられます。
そのような中で、自社ポイントの強化を図りたいと考えている事業者の方も多いでしょう。自社ポイントの魅力が高まれば、健康ポイントサービスアプリのように、積極的にポイントを貯めようとする顧客が増えます。
そこで、ジー・プランのサービスを利用してみてはいかがでしょうか。ポイント交換ソリューション「ポイント・コンセント」「PCT LITE」なら、自社ポイントを大手共通ポイントに直接交換できます。また、交換ではなく、ユーザーの健康行動に対して大手共通ポイントを発行するということも可能なので、現在、自社ポイントをお持ちでなくても導入できます。
「PCT LITE」は株式会社タニタヘルスリンク様が埼玉県上尾市で市民向けに展開している健康ポイント事業において、ポイント交換賞品として採用されるなど、すでにヘルスケア関連のポイント事業との提携も実現しています。ユーザーは健康行動に応じて貯まった健康ポイントを、「PCT LITE」に交換することにより、大手共通ポイントやデジタルギフトコードからお好きなものを選択することが可能になります。これにより、ポイント交換の幅が広がっています。
参考:「『PCT LITE』が株式会社タニタヘルスリンクの取り組む埼玉県上尾市の「健康ポイント事業」におけるポイント交換賞品として採用」
ポイントサービスで健康意識を高めたい事業者や自治体の方は、ぜひ導入を検討してみてください。
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