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TikTokでポイ活?ポイント制度を巧みに使った「TikTok Lite」の特徴

世界中の若者のあいだで人気のSNS「TikTok」。ここ数年で急速にユーザー数を伸ばした短尺動画の共有アプリであり、自分では使ったことがないという人でも、電車内などでTikTokを見ている若者を目にしたことはあるのではないでしょうか。

芸能人を含む大勢のインフルエンサーが日常的に利用し、広告などでも見かけるのが当たり前になったTikTokですが、最近になって登場した関連アプリの「TikTok Lite」が注目を集めていることはご存知でしょうか。

本記事では、従来のTikTokユーザーだけでなく、「ポイ活」の文脈でも広がりつつあるTikTok Liteについて解説します。


<この記事のポイント>

  • ポイント1    ポイントが貯まるTikTok Liteは、ただの「軽量版」ではない

  • ポイント2 新規ユーザーの取り込みと、習慣化の定着を狙った「ポイント」活用
  • ポイント3 サーバー負荷の削減にもつながり、事業者目線でもメリットがある


目次[非表示]

  1. 1.「TikTok Lite」とは?
  2. 2.アプリを使えば使うほどポイントが貯まる!6つの貯め方を紹介
    1. 2.1.1. 毎日継続してチェックインする
    2. 2.2.2. 動画を一定時間視聴する
    3. 2.3.3. 動画を検索する
    4. 2.4.4. 動画に「いいね」をする
    5. 2.5.5. ボーナス報酬を受け取る
    6. 2.6.6. 友達を招待する
  3. 3.TikTokはなぜ「Lite」をリリースしたのか?
    1. 3.1.1. 新規ユーザーの取り込みと、習慣化による定着
    2. 3.2.2. サーバー負荷の削減
  4. 4.まとめ
  5. 5.おすすめの資料はこちら

「TikTok Lite」とは?


2023年にリリースされた「TikTok Lite」は、その名の通り「軽量版TikTok」といえるアプリです。

決して怪しい偽アプリではなく、TikTokを運営するByteDance社が開発・提供する、れっきとした公式アプリ。動画を投稿することはできませんが、通常のTikTokよりも使用する通信量が小さく、ポイントを貯めて交換するいわゆる「ポイ活」ができるのが大きな特徴です。

TikTokはその手軽さと動画投稿の楽しさによって若者から人気を集めていますが、一方で誰もが「投稿者」として利用しているわけではありません。

その点、TikTok Liteは「投稿」機能はなく、「視聴」に特化したアプリ。視聴にあたっては、アプリ容量やデータ消費量が少ないという魅力があります。スマートフォンの容量を圧迫せず、通信量も節約しながら、低速のインターネット環境であってもサクサク動画を楽しむことができるのです。


アプリを使えば使うほどポイントが貯まる!6つの貯め方を紹介


そしてもう一点、TikTok Liteの大きな特徴として挙げられるのが、この手のサービスとしては珍しく「ポイント」機能があること。

それも配信アプリなどで見られる「投げ銭ポイント」ではなく、いわゆる「ポイントサイト」と同じようにユーザーがアプリを使うことによってポイントを貯められ、貯まったポイントは電子マネーやギフトカードと交換することが可能です。

ポイントを貯める方法はさまざま。普段からTikTokを使っている人であれば手間なく貯めることができ、新しく使い始める人はさらに効率的にポイントを貯められます。具体的には、主に以下の6つの貯め方があります。


1. 毎日継続してチェックインする

まずおさえておきたいのが、アプリの継続チェックイン。新規ユーザーの場合は10日間連続でチェックインすると54,000ポイントが、それ以外のユーザーは14日間連続のチェックインで1,200ポイントがもらえます。

交換レートは100ポイント=1円なので、新規ユーザーの場合、使い始めて10日間で540円分のポイントが獲得できます。日常的にTikTokを使っている人であれば、特に意識することなく簡単に達成可能。既存ユーザーも含め、アプリを利用するだけでポイ活ができるのは嬉しく感じるのではないでしょうか。


2. 動画を一定時間視聴する

TikTok Liteでは、アプリへのチェックインだけでなく、動画視聴によってもポイントが付与されます。

新規ユーザーは同じく10日間連続で一定時間の視聴をすると、96,600ポイントを獲得可能。既存ユーザーがもらえるポイント数は少なめですが、チェックインよりは付与率が高いですし、動画を見ていれば自然と貯まっていくはずです。


3. 動画を検索する

視聴に加えて、アプリ上で動画を検索するとポイントが付与されます。

こちらに関しては「1日3回」が条件となっているため、検索して流れてくる動画を見るだけでどんどんポイントが付与されるわけではありません。また、3回の動画検索をしたあとは、ポイントを「受け取る」操作をする必要があります。


4. 動画に「いいね」をする

動画に「いいね」をすることでもポイントを獲得できます。

検索と同様に「いいねを3回する」のがポイントの付与条件。個々の獲得ポイントは微々たるものですが、視聴・検索・いいねの3点セットで塵も積もれば山となるので、ユーザーの習慣づけにも繋がります。


5. ボーナス報酬を受け取る

ここまでに取り上げたタスクをこなすタイプのポイントとは別に、アプリ上の操作で獲得できる「ボーナス報酬」というものがあります。

獲得方法は、アプリ上のギフトページを開いて、ボーナス報酬のボタンをタップするだけ。このボタンは20分ごとに押せるようになり、1日最大10回分のボーナス報酬を入手できます。


6. 友達を招待する

特にたくさんのポイントを獲得できるのが、友達の招待。

招待リンクを友達に送信し、登録した友達が条件をクリアすることでポイントが付与されます。TikTok Liteでは定期的に招待キャンペーンを開催しており、タイミングによっては5,000円分のポイントが獲得できることもあります。


TikTokはなぜ「Lite」をリリースしたのか?


すでに人気絶頂を極めているようにも見えるTikTokですが、なぜわざわざ軽量版をリリースしたのでしょうか。ここでは、2つのポイントからその理由を説明します。


1. 新規ユーザーの取り込みと、習慣化による定着

まず考えられるのが、新規ユーザーの獲得です。

若者から絶大な支持を集めているTikTokではありますが、それでもまだ誰もが日常的に使うような定番アプリとはいえません。YouTubeやInstagramなどライバルの存在もありますし、ショート動画はTikTok以外でも見ることができます。

そこで新規ユーザーに興味を持ってもらうフックとなるのが、「ポイント」機能。中年世代にはポイ活を趣味として楽しんでいる人も多く、電子マネーなどとも交換可能なポイントの存在は、広い世代に向けた有効なアプローチ手段といえます。

さらに、毎日の「タスク」としてポイントを付与することでユーザーの継続利用を促せるのも、サービス側としては大きなメリットです。それも、この手のアプリでありがちな「興味のない広告を見せられる」のではなく、「自分の好きな動画を見るだけでポイントが貯まる」というのも、ユーザー目線では魅力に映るのではないでしょうか。

新規ユーザーの取り込みと、毎日使ってもらうための習慣化の促進。ポイント制度の強みをうまく活用した施策だといえるでしょう。


2. サーバー負荷の削減

もう一点、サービス側の狙いとして考えられるのが、サーバー負荷の削減です。

近年、TikTokではユーザー数が急増したことで、地域によってはサーバーへの負荷が大きくなっている可能性が指摘されていました。そこで「軽量版」としてLiteをリリースすることでユーザーを分散させつつ、データの通信量自体を削減する狙いがあったのではないかと考えられています。自社事業者としては、軽量版のリリースによってサーバーの負荷の削減につなげつつ、ユーザー目線でも、データ消費量をおさえることができる。双方にとってメリットのあるサービス施策の好例だといえるのではないでしょうか。


まとめ

一見すると単なる「軽量版」に過ぎないTikTok Liteですが、ユーザーと事業者の双方にとってメリットのあるサービスとなっており、その根幹に「ポイント制度」の存在があることがおわかりいただけたのではないでしょうか。

このように、ユーザーの行動をポイントにするという付与のスタイルは、ポイント業界の定番になりつつあります。企業においても、自社独自のポイントがあれば、そのポイントを有効に活用してもらう方法を検討しやすいですが、「ポイントサービス自体を持っていない」という場合、「ユーザーの行動」に対してポイントを発行するという形で、ポイントマーケティングを展開することが可能です。

ジー・プランの「ポイント・コンセント」や「PCT LITE」といったソリューションを使えば、今回ご紹介したようにアプリ等のサービス利用とポイントの発行を紐づけることが可能になります。人気のポイント銘柄を中心に150社以上と提携しており、たとえ自社でポイントを運用していなくても、企業の商品やサービス、さらには利用するユーザーに合致したポイントを選んで発行することが可能になります。ポイントマーケティングを視野に入れるなら、この機会にぜひジー・プランのソリューション導入をご検討ください。



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けいろー
けいろー
インターネットが大好きなゆとり世代のフリーライター。大手ニュースサイトやポータルサイトでの執筆・寄稿、オウンドメディア運営、雑誌の特集、パンフレット編集等実績多数。取材・インタビュー・レビュー・コラムなどの記事を通して、幅広い意味での「コンテンツ」の魅力を発信するべく活動中。2020年以降はVTuber・VR・メタバース系の案件も多く担当。

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