ポイ活をしている人の間で話題!ウエル活とは?
ポイントを集めてオトクに生活をする、いわゆるポイント活動の略称である「ポイ活」。ポイ活という言葉は世間にだいぶ浸透していますが、その中でも、ポイ活ユーザーのSNSなどでたびたび言及されるのが「ウエル活」です。注目されている背景は、他のポイントにはない並外れた「オトク」さ。ではそもそも「ウエル活」の「ウエル」って、何なのでしょうか? 本記事では、ウエル活について、仕組みや人気の理由、広がり方などについて解説していきます。
※本文内で登場する「Tポイント」は2024年4月22日に「Vポイント」に統合となります。
<この記事のポイント>
ポイント1 ウエル活はウエルシアのお客様感謝デーにポイントでオトクに買い物をすること
- ポイント2 使えるポイントは独自ポイントではなくTポイントとWAON POINT
- ポイント3 ウエル活のためにポイントを貯めている人も多い
目次[非表示]
- 1.ウエル活とは
- 2.ウエル活の注意点
- 2.1.WAONポイントは使えない
- 2.2.24時間営業の店舗での扱い
- 2.3.通販は対象外
- 3.「ウエル活のためにポイントを貯める」という生活スタイル
- 4.まとめ
- 5.おすすめの資料はこちら
ウエル活とは
ウエル活のウエルは、大手ドラッグストアチェーンの「ウエルシア」から来た言葉。ウエルシアでは、毎月20日に実施される「お客様感謝デー」を展開しています。この日にポイントを使って買い物すると非常にオトクであるということが注目され、「ウエル活」という言葉まで生んでいるのです。
毎月20日にTポイントとWAON POINTが1.5倍の価値になる
ウエルシアの「お客様感謝デー」の日には、TポイントもしくはWAON POINTを200ポイント以上使用する場合(※)に、1.5倍分として使用できます。つまり、200ポイント使用するのであれば300円分。1,000ポイントなら1,500円分、5,000ポイントなら7,500円分……という具合で、ポイントを多く使用すればかなりオトクになります。(1回で最大30,000ポイントまで使用可能)
この説明でおわかりいただけるように、「ウエル活」とはいっても使えるポイントはウエルシア独自のポイントではなく、大手共通ポイントであるTポイント(新生Vポイント)とWAON POINTです。この裾野の広さが、さまざまな店舗やサービスで共通ポイントをため、ウエルシアで月1回オトクに使う、という消費活動として「ウエル活」の名で広まることにつながっているのです。
※1 2024年8月20日まではT(新生V)ポイント・WAON POINTでの実施、2024年8月21日以降はWAON POINTのみでの実施
WAON POINTは事前に登録が必要
ウエル活でTポイントを使用する場合には、事前準備は不要です。既に持っているTポイントカードやモバイルTポイントカードに貯まっているポイントを使用できます。
ただし、WAON POINTを使用する場合には、あらかじめWAON POINT会員登録もしくは、ウエルシアメンバー登録が必要です。WAON POINTカードを持っていない場合には、登録と同時に新規作成できます。
また、ウエルシアメンバーに登録すると、普段ウエルシアで買い物をするときに、TポイントとWAON POINTがダブルで貯まるようになります。
2024年8月21日以降、Tポイント(新生Vポイント)は上述のお客様感謝デー対象外となりますが、通常のお買い物で貯める・使えることは変化ありません。
ウエルシア以外にもウエル活の対象店舗あり
「ウエル活」ができるウエルシアのお客様感謝デーは、ウエルシアグループの他店舗でも展開されています。つまり、ウエルシア以外でもグループ店であれば「ウエル活」ができるのです。具体的には次の店舗です。
- ハックドラッグ
- ダックス
- マルエドラッグ
- 金光薬品
- よどやドラッグ
- ふく薬品
- コクミン 等
ウエル活の注意点
ウエル活には次のような注意点もあります。
WAONポイントは使えない
ウエル活でWAON POINTは使えますが、WAONポイントは使えません。この2つはよく似ていますが別物です。
▼参考記事
発音は同じでも別物!WAON POINTとWAONポイントの違いとは?
24時間営業の店舗での扱い
ウエル活の対象店舗の中には24時間営業の店舗もあります。しかし、日付が変わってすぐにウエル活ができるわけではありません。24時間営業の店舗の場合には、7時から24時までの買い物がウエル活の対象になります。
通販は対象外
ウエルシアでは公式の通販サイトもあり、Tポイントを使えます。しかし、ウエル活ができるお客様感謝デーの対象は実店舗のみで、通販は対象にはなっていません。20日でも普段通り1ポイント1円分です。
「ウエル活のためにポイントを貯める」という生活スタイル
ウエル活といっても、貯める必要があるのはTポイントまたはWAON POINTです。どちらのポイントも貯めていない人にとっては、「お客様感謝デー」でも普段の日と変わりません。TポイントかWAON POINTを多く持っている人ほどオトクに買い物できる仕組みです。
オトクに買い物できるように、普段からTポイントかWAON POINTをできるだけ多く貯めようとする人が増えてきました。ポイントを貯めるために買い物をするお店や曜日などを選んでいる人も少なくありません。まさにウエル活のためにポイントを貯めるという生活スタイルです。1ヶ月に一度の「オトクな日」によって、生活スタイルにまで影響を与える現象を生み出しているということになります。
TポイントとWAON POINTを多く貯める方法
ウエル活のためにポイントを貯めているユーザーが多いことを解説してきましたが、そのためにはウエル活の対象であるTポイントかWAON POINTを多く貯めることが重要になってきます。ウエル活をしている人は、次のような方法を実践して少しでも多くのTポイントとWAON POINTを貯めています。SNSなどで人気のポイ活ユーザーも、さまざまな方法でTポイントとWAON POINTの貯め方を指南しています。
月曜日にウエルシアで買い物
ウエルシアは「使う」だけではありません。ポイントの貯まりやすさにも工夫がされています。ウエルシアでは毎週月曜日にはウエルシアメンバー登録されているTカードとWAON POINTカードをお買い物時にご提示で、TポイントとWAON POINTそれぞれで基本の2倍貯まります。ウエルシアに行くなら、できるだけ月曜日を選ぶようにしている人が多いです。
TポイントかWAON POINTが貯まるクレジットカードを利用
普段のあらゆる買い物で店舗を選ばずにポイントを貯めることを考えると、ポイントが貯まるクレジットカードを使うという方法がわかりやすいでしょう。貯めたいのがTポイントであればTカードPrimeやファミマTカードなど、WAON POINTであればイオンカードを使っていることが多いです。
ポイントサイトで貯める
ポイントサイトを利用してTポイントに交換する方法もよく使われています。アンケートやモニターなどさまざまな方法で貯めたポイントを、Tポイントに交換します。ポイントサイトによって、交換可能なポイントの種類は異なりますが、Tポイントと交換可能なところは多く、一方、WAON POINTはポイントサイトの交換先としてはほとんどありません。ウエル活ユーザーがポイントサイトでポイントを貯める場合は、Tポイントを選択するケースが多いでしょう。
まとめ
ウエル活では、TポイントもしくはWAON POINTで普段の1.5倍分の買い物ができます。非常にオトクなため、普段からTポイントとWAON POINTを積極的に貯めている人も多いです。ポイントを貯めるきっかけになりやすいため、ポイントを集客に役立てたいと考えている事業者の方は、ぜひ参考にしてみましょう。
また、ジー・プランのサービスを利用することで、自社ポイントをTポイントに交換できるようになります。今回ご紹介したウエル活への展開だけでなく、大規模な共通ポイントに交換できることで、自社ポイントの魅力アップが期待できるでしょう。
ポイント・コンセントは、自社ポイントを共通ポイントや大手ポイントサービスと直接交換できるプラットフォームです。交換先は150種類以上もあり、その中にTポイントもあります。
PCT LITEは、電子ギフトを利用して自社ポイントを共通ポイントや大手ポイントに交換できるサービスです。交換先のポイントを運営している事業者との契約やシステム連携などは必要ありません。導入の際に低コストで時間や手間もかからないのがメリットです。
自社ポイントをTポイントなどの共通ポイントに交換できるようにしたい事業者の方は、ぜひジー・プランのサービスの利用を検討してみてください。
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