ポイント運用とは?各社の違いもご紹介
ポイント運用は貯めたポイントを買い物などには使わず、ポイントをポイントのまま運用する投資方法です。楽天ポイントやPayPayポイント、Pontaポイントなどで利用できます。順調にいけば、ポイントが増える可能性もあります。
どのような仕組みでポイントが増えるのか気になっている方も多いでしょう。ポイントサービスやコースによる違いなども把握しておきたいところです。
本記事では、ポイント運用について解説していきます。
<この記事のポイント>
ポイント1 ポイントで投資信託やETFに投資できる
- ポイント2 利益はポイントのまま得られる
- ポイント3 ポイントサービスやコースによる違いが大きい
目次[非表示]
- 1.ポイント運用の仕組み
- 2.ポイントサービスごとの違い
- 2.1.楽天ポイント
- 2.2.PayPayポイント
- 2.3.au Pay(Pontaポイント)
- 3.まとめ
- 4.おすすめの資料はこちら
ポイント運用の仕組み
ポイント運用とはポイントを利用して投資ができるサービスです。ポイントのまま運用し、利益が出れば、ポイントで受け取れます。現金を支出することなく、かなり少額で投資を体験できるのが特徴です。証券口座の開設が不要で税務申告もほとんどの場合不要なため、手軽に始められます。
ポイント運用の具体的な投資先は、ポイントサービスやコースによって異なりますが、主に投資信託やETF(上場投資信託)に投資する仕組みです。運用中のポイントは、投資先の投資信託やETFの値動きに連動して増えたり減ったりします。例えば、対象となる投資信託の基準価額が3%上がれば、運用中のポイントも3%増えるという具合です。
運用開始したときよりも増えているときに引き出せば利益になり、減っているときに引き出せば損失になるのは、一般的な投資と変わりません。
ポイントサービスごとの違い
ポイントサービスにより、ポイント運用のルールがやや異なります。では、主なポイントサービスについて、違いを見ていきましょう。
楽天ポイント
楽天ポイントのポイント運用は、「アクティブコース」と「バランスコース」の2つに分かれています。アクティブコースの方は株式が7割、債券3割という内容の投資信託です。バランスコースはその逆で株式3割、債券7割の構成になっています。
いずれも100ポイント単位で運用に追加できて、手数料はかかりません。また、運用中のポイントは1ポイント単位で引き出せます。
ただし、追加も引き出しもリアルタイムでは行えません。14時までに申請を行うと2営業日後に反映されます。14時を過ぎてから申請した場合には3営業日後です。基準価額も反映時点の数字が適用されます。
PayPayポイント
PayPayポイントのポイント運用は、PayPayアプリ上で行います。以下の5つのコースが設けられており、それぞれコースごとに銘柄が違います。
・金(ゴールド)コース
・テクノロジーコース
・スタンダードコース
・チャレンジコース
・逆チャレンジコース
金(ゴールド)コースは、金価格に連動します。テクノロジーコースはアメリカのNASDAQ100指数に、スタンダードコースはS&P500指数に連動する値動きです。
チャレンジコースはS&P500指数の3倍の値動きをします。S&P500指数が3%上がると運用中のポイントが9%増えるという具合です。下がるときも3倍減ります。逆チャレンジコースは、S&P500指数と反対方向に3倍の値動きをします。S&P500指数が3%下がると、運用中のポイントが9%増えるという具合です。
PayPayポイントのポイント運用は、追加も引き出しも1ポイント単位で行えて、リアルタイムで反映されます。投資対象がETFであるため、値動きもリアルタイムです。
また、1回で追加するポイントが100ポイント以上の場合には1%分の手数料がかかります。
au Pay(Pontaポイント)
Pontaポイントのポイント運用はau Payアプリを使用して行います。複数コースは設けられていませんが、投資信託に連動する値動きです。対象の投資信託や投資先の比率などは公表されていません。
100ポイント以上1ポイント単位で運用に追加できて、1ポイント単位で引き出せます。手数料はかかりません。13時までに追加または引き出しを行った分に関しては2営業日後に反映されます。適用される基準価額も2営業日後の数字です。13時を過ぎてから行った場合には3営業日後になります。
まとめ
ポイント運用は、ポイントを利用することで少額から手軽に投資を体験できます。証券口座を開設して実際に投資をするのはハードルが高いと感じられる人でも、ポイント運用を利用している人は多いです。ポイント運用をするために、楽天ポイントやPayPayポイント、Pontaポイントといった共通ポイントを貯めている利用者もいるでしょう。
その一方で、自社ポイントを貯めてくれる顧客が少なく、頭を抱えている事業者の方もいるかもしれません。そんなときには、ジー・プランのサービスの利用を検討してみてください。
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