【2023年最新版】店舗の集客手法10選|選ぶ際のポイントやよくある質問も徹底解説します!
店舗経営において、より多くの人に自店の魅力を知ってもらい「選ばれるお店」になることが重要です。そのためには、さまざまな集客手法の採用が欠かせません。
最近では、インターネットの普及により誰でも容易に情報が取得できることから、顧客のニーズが多様化しています。そこで、オフラインでの集客手法のみに限らず、オンラインでの集客手法も上手に採り入れながら集客力を高めることが、店舗の売り上げ向上につながる重要ポイントとなります。
<この記事のポイント>
ポイント1 店舗の集客手法を選ぶポイントは「店舗の商圏(エリア)」「効果測定のしやすさ」「店舗で集客したいターゲット層」の3つ
- ポイント2 オンライン・オフラインで対応できる集客手法10選をまとめてチェックできる
- ポイント3 店舗の集客でよくある「店舗集客を行う際の注意点」「効果的な店舗集客を実施するためのコツ」「顧客が価値や魅力を感じるサービスとは?」の3つの疑問が解消できる
目次[非表示]
- 1.店舗集客の重要性とは?
- 2.店舗における集客手法を選ぶ際のポイントは3つ
- 2.1.1.店舗の商圏(エリア)
- 2.2.2.効果測定のしやすさ
- 2.3.3.店舗で集客したいターゲット層
- 3.【オンライン】店舗集客手法10選
- 3.1.1.ホームページやランディングページ
- 3.2.2.Googleビジネスプロフィール
- 3.3.3.SNS
- 3.4.4.ブログ
- 3.5.5.オリジナルアプリ
- 3.6.6. ECサイトへの出店
- 3.7.7.WEB広告
- 3.8.8.デジタルチラシ
- 3.9.9.専門型ポータルサイトへの掲載
- 3.10.10.アフィリエイト広告
- 4.【オフライン】店舗集客手法10選
- 4.1.1.イベント
- 4.2.2.ダイレクトメール
- 4.3.3.クーポン発行
- 4.4.4.ポイントカード
- 4.5.5.口コミ
- 4.6.6.ティッシュ広告
- 4.7.7.折り込みチラシ
- 4.8.8.路面看板
- 4.9.9.新聞広告
- 4.10.10.電車広告
- 5.店舗の集客でよくある3つの質問
- 6.【まとめ】
- 7.おすすめの資料はこちら
店舗集客の重要性とは?
店舗集客は、売上を伸ばし、安定した経営を実現するためには欠かせない施策です。店舗集客が重要とされる理由は、店舗の認知度を高め多くの人に知ってもらう必要があるためです。
また、店舗の魅力を伝え来店を促し、顧客満足度を高めリピーターを増やすためには、店舗集客が重要というわけです。また、店舗の状況やターゲットに合わせて、効果的な集客施策を検討することが大切です。
店舗における集客手法を選ぶ際のポイントは3つ
ここでは、店舗における集客手法を選ぶ際に確認しておきたい3つのポイントについて解説します。
1.店舗の商圏(エリア)
まずひとつ目のポイントは、店舗の商圏(エリア)に見合った手法を選ぶことです。業種や店舗によって、主に店舗周辺の顧客が利用するのか、あるいは遠くのエリアから通って利用するのか、といった商圏はさまざま。
例えば、前者であればイベントを行ったり、近隣にチラシを配ったりすることが効果的な集客手法といえるでしょう。
一方、後者であればエリアを限定せずに、ホームページやGoogleビジネスプロフィール、SNSといった不特定多数がアクセスできる情報を活用すると効果的です。
2.効果測定のしやすさ
二つ目は、実施した集客手法について、効果測定がしやすいことも大切なポイントとなります。集客は、ひとつの施策を実施すれば完了、というわけではありません。
ひとつの施策を実施した後に、集客効果がどの程度あったか検証し、そこから改善ポイントを見つけ、さらに効果を高める施策を実施する、ということの繰り返しです。
配布したクーポンの利用率や広告からのイベント参加率など、数値で客観的に分析できると可視化しやすくなります。
3.店舗で集客したいターゲット層
三つ目のポイントは、店舗で集客したいターゲット層に、的確にアプローチすることです。ターゲット層が曖昧であったり、ズレていたりする場合は、施策にムダが生じてしまいます。
例えば、30代女性が集客のターゲット層なら、30代女性のユーザーを多く抱えているLINEの友だち機能を利用した集客や、30代女性が多く参加するイベントでの集客が効果的でしょう。
集客手法は、お店を利用してほしいのはどのような人なのか、お店の魅力を訴求したいのはどのような人か、といったターゲットに合わせて慎重に選定しましょう。
【オンライン】店舗集客手法10選
ここでは、オンラインでの店舗集客手法10選をまとめてご紹介します。店舗の商圏やターゲット層に合わせて活用しましょう。
1.ホームページやランディングページ
ホームページ(ウェブサイト)やランディングページは、商品・サービスの紹介や特徴・魅力のアピールに欠かせないだけではなく、店舗やサービスの認知度向上に役立ちます。
ホームページは初期費用を抑えられるのもメリット。シンプルなホームページであれば、ホームページ作成サービスを使うことで、広告が入ってしまうものの無料で作成もできますし、自社で運営・更新ができればサーバー代、ドメイン代のみで運用も可能です。
ただし、どのような作り方をしていても定期的な情報更新は必須です。情報が古くなると、目新しい他店へ顧客が流れてしまうこともあるため、常に最新情報を読者に届ける方が良いでしょう。
2.Googleビジネスプロフィール
無料で作成できるGoogleビジネスプロフィール(旧称:Google マイビジネス)を作成すれば、検索やGoogleマップからの集客が可能です。
Googleビジネスプロフィールには、住所、営業時間、連絡先、公式ホームページ、店舗やサービスの写真、口コミ投稿や返信機能が備わっています。更新の手間はかかるものの、無料で利用できるツールなので登録しておくと良いでしょう。
3.SNS
最近では、SNSを集客に活用する店舗が増えています。例えば、LINE公式アカウント、X(旧Twitter)、Instagramなどです。
LINE公式アカウントで友だち登録した人向けにクーポンの配布や新商品の告知をしたり、Twitterでキャンペーンを実施したり、Instagramで新商品の写真を投稿する、といった活用方法があります。
いずれも、ターゲット層が多く利用しているツールを効果的に活用することがポイントです。
4.ブログ
ブログ(オウンドメディア)も、どの業態でも比較的採り入れやすい集客方法。ただし、戦略を間違えると集客効果が得られないため、難易度の高いツールともいわれています。
例えば、アロマサロンなどであれば、アロマオイルの知識やサロンでのトリートメントの流れなどをブログに投稿することで、安心して通えそうな店舗と信頼されるようになりますし、検索から新規顧客の獲得が期待できます。
広告で集客できない顧客層やファンをつくることも可能なので、戦略的に展開することがポイントとなります。
5.オリジナルアプリ
運用コストがかかりますが、ユーザー向けの自社・店舗オリジナルアプリの導入も集客につながります。アプリ内でポイントカードを発行して、ポイントを付与したり、クーポンなどを配信したりすることで、高い集客・販促効果が期待できます。
6. ECサイトへの出店
ECサイト(ネットショッピングサイト)の活用という集客方法もあります。Yahoo!ショッピングや楽天市場などを利用して、小売業はもちろん美容室やフィットネスジムでもオリジナル商品の販売が可能です。
7.WEB広告
インターネット上に広告を出稿するWEB広告を活用する方法もあります。主な手法としては、リスティング(検索連動型)広告、ディスプレイ広告、記事広告、SNS広告などがあります。
テレビCMや新聞広告と比較すると、安価で出稿できるメリットがあります。いずれも、ターゲット層にマッチしたツールや媒体を用いることが重要です。
8.デジタルチラシ
紙媒体ではなく、電子媒体で配信できるデジタルチラシも有用です。デジタルで配信できるので、印刷のコスト等がかからないのはもちろん、WEB上に掲載するため配布地域も限定されません。配送費や手間が省けるのも利点です。
自社メディアやメールマガジンで掲載・配布すればコストを抑えることができますが、店舗やサービスの認知度が低いと集客効果があまり期待できないため、デジタルチラシ配信サービスを利用するのもひとつです。
9.専門型ポータルサイトへの掲載
専門型ポータルサイトは、「業種+地域」で検索した際、検索上位に表示される傾向があり、集客に有用です。例えば、ホットペッパービューティーに掲載しておくことで、直近で利用するユーザーが検索流入し、自店を選んでもらえる可能性が上がります。
ただし、ポータルサイトの利用自体は数万円でも可能ですが、目立つ位置に掲載してもらう場合は数十万円単位でコストがかかる点に注意が必要です。
10.アフィリエイト広告
オンラインの店舗集客手法のひとつとしてアフィリエイト広告も挙げられます。アフィリエイト広告は、WEBサイトやオウンドメディア運営者に、自社を宣伝してもらう広告になります。
広告を表示するWEBサイトやメディアのアクセス数がないと、そもそもの集客効果が見込めません。自社の店舗やサービス内容によってはあまり効果が期待できないこともあります。
【オフライン】店舗集客手法10選
ここでは、オフラインでの店舗集客手法10選をまとめています。店舗やターゲット層に合わせて、オフラインでの集客方法を検討する際の参考にしてください。
1.イベント
代表的なオフラインでの店舗集客手法にイベントの開催があります。イベントの開催で、不特定多数の人へお店の魅力を知ってもらい、新規顧客の獲得につなげることができます。
季節や時間帯に合わせたイベントや、新サービス・新メニューの告知イベント、コラボイベントなど、目的や集客したいターゲット層に合わせて、さまざまな形式で開催できます。
2.ダイレクトメール
ダイレクトメールとは、顧客の住所宛てにハガキやカタログなどの印刷物を郵送する集客手法。住所が分かっている既存・リピート客向けに再来店を促すことができます。自社が伝えたい情報を確実に届けられるメリットがあります。
3.クーポン発行
紙の配布やレシートへの印字でクーポンを発行する方法もあります。顧客の目に留まりやすくしたり、簡単に利用できるようにしたりすることがポイントです。目的を明確にして、クーポン内容を検討し、発行すると良いでしょう。
4.ポイントカード
再来店を促す集客方法としてポイントカードの発行が挙げられます。来店頻度や、いくら使ったのか、といった購買情報を読み取ることができます。ポイント獲得のルールやポイントの使い道を工夫することで、顧客分析に役立ちます。
5.口コミ
口コミは、顧客のリアルな声が反映されることから、信頼性が高く、費用対効果の高い集客手法といえます。また、信頼性の高い口コミは、店舗選びの決め手になり得ます。つい誰かに話したくなるような仕掛けや特徴、看板メニューやサービスを提供したり、紹介特典を設けたりすることで、新規顧客やリピーターの獲得につながります。
6.ティッシュ広告
ティッシュ広告は、ポケットティッシュに広告の紙を入れて配布する集客方法。顧客単価が高めの店舗・業態におすすめです。ティッシュを作成するだけであれば低コストですが、配布に人件費がかかるため費用対効果は業態によってはそれほど高くないといえます。
7.折り込みチラシ
新聞に入っている折り込みチラシは、店舗近隣エリアの集客に効果的です。特に高齢層の顧客には、デジタル媒体よりも紙媒体のチラシの方がアプローチしやすくなります。また、折り込みチラシは新聞社のチェックが入るため、ネット広告よりも安心感を持ってもらえるメリットもあります。
8.路面看板
路面看板も集客手法として有用です。店舗の近隣に場所や距離を広告して、店舗まで誘導したり、新規開店時に広告したりといった方法で、店舗の認知度向上に役立ちます。デザインなどにもこだわって、ブランドイメージをアップさせることも可能です。
9.新聞広告
新聞広告もターゲット層がマッチするのであれば、認知度をアップし集客効果が期待できます。全国版・地方版の新聞広告があるので、自店のターゲット層にマッチした媒体を選ぶと良いでしょう。ただし、数十万から数百万のコストがかかるため、コストと見合った集客効果が得られるか検討が必要です。
10.電車広告
電車広告は、多くの人に見てもらえるため認知度向上に役立ちます。しかし、数百万単位でコストがかかるため、容易に採り入れられる集客手法ではありません。広告費に余裕があり、サービスやブランドのイメージや認知度向上をしたい場合に有用です。
店舗の集客でよくある3つの質問
店舗の集客に取り組む際、さまざまな疑問があることでしょう。ここでは、店舗集客でよくある質問を3つピックアップしてご紹介します。
質問①店舗集客を行う際の注意点は?
店舗集客を行う際、店舗のブランドイメージを意識すること、店舗にマッチした集客手法を採用すること、いくつかの施策を平行して展開することの3つに注意が必要です。
どの集客手法がベストマッチするのかは、店舗により異なります。オンライン・オフラインの集客手法をいくつか組み合わせることで、ひとつが失敗しても別の方法でカバーできるメリットがあります。
店舗にマッチした集客手法をある程度しぼり込みつつ、いくつかの施策を平行して行うことで、一定の集客効果が期待できます。
質問②効果的な店舗集客を実施するためのコツは?
あらゆる集客手法をご紹介しましたが、効果的な店舗集客を実施するためには、まず自店の強みをしっかりと整理・認識できていることが大前提です。
自店の強みを、どのようなターゲット層に、どのエリアで、いつのタイミングでアピールするのか、を確認します。まずは低コストで着手しやすい集客手法などをいくつかピックアップして実施してみましょう。
質問③顧客が価値や魅力を感じるサービスとは?
顧客が価値や魅力を感じるサービスは、例えば立地条件が良い、店舗やスタッフの印象が良い、商品の見た目が良い、などが想定されます。
ですが、すべてを満たした店舗であっても、リラクゼーションサロンでスタッフからタバコのニオイがしたり、飲食店で店内の掃除が行き届いていなかったりしたら、どのように感じるでしょうか。
まずは「事業の核となる品質が担保されていること」が、顧客にとって価値や魅力を感じる条件といえます。
その上で、さらに集客手法の施策を実施すれば、より多くの人に自店の価値や魅力を伝えることができます。
【まとめ】
店舗の集客方法はオンライン・オフラインでさまざまな施策があります。店舗の業態やターゲット層に合わせて、よりマッチした施策を組み合わせて実施することが重要であることが分かりました。まずは、費用対効果が得られやすい、あるいは取り組みやすい集客手法から着手してみるのもひとつです。
また、ご紹介したオンラインでの集客手法「オリジナルアプリの開発」では、アプリ内でポイントカードを発行し、ポイントを付与することで高い集客・販促効果が見込めます。さらに、独自のポイントを人気のポイントに交換できると、顧客満足度の向上につながります。
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