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広告動画の視聴ポイントとテレビCMの違いを解説!具体的なサービス例も紹介

かつては広告といえば「テレビCM」が定番でしたが、現在はポイントシステムを取り入れたWeb上の広告動画も無視できない存在になりつつあります。

うまく利用すればコストを抑えつつターゲットを絞って訴求することのできる、Webの広告動画。今回は広告動画の視聴ポイントとテレビCMの違いについて解説しつつ、ポイントを付与する広告動画を導入したサービスの具体例を紹介します。


この記事のポイント

  • ポイント1 広告動画はユーザーが自主的に視聴するが、不特定多数に向けられたテレビCMは「見せられる」もの

  • ポイント2 最後まで見ることでポイントを獲得できる広告動画は効果測定がしやすいが、テレビCMはリターンや効果が見えにくい 
  • ポイント3 広告動画の視聴ポイントは、ポイ活アプリなど多数のサービスで活用されている


目次[非表示]

  1. 1.ポイントがもらえる広告動画とテレビCMの違いは?
    1. 1.1.1. リターンの有無
    2. 1.2.2. ターゲット層
    3. 1.3.3. 広告効果の測定方法
    4. 1.4.4. 制作費を抑えられる
    5. 1.5.5. 音声の重要度が低い
    6. 1.6.6. 訴求内容を絞り込みやすい
  2. 2.広告動画を見てポイントがもらえるサービスの例
    1. 2.1.Gポイント
    2. 2.2.トリマ
    3. 2.3.Pontaアプリ
  3. 3.【まとめ】
  4. 4.おすすめの資料はこちら


ポイントがもらえる広告動画とテレビCMの違いは?

ポイントサイトの広告動画と、テレビ番組の途中で挿入されるCMには、どのような違いがあるのでしょうか。

まず思い浮かぶのは「画面の大きさ」や「配信媒体」ですが、注目すべきポイントはほかにもあります。どちらも同じ「広告」でありながら、その性質や目的が異なる点に着目しつつ、両者の違いを整理していきましょう。


1. リターンの有無

テレビCMやサイト上の動画広告とは異なり、ポイントサイトの広告動画には「ポイント」というユーザーにとっての明確なリターンがあります。たとえそれが興味のない映像だったとしても、最後まで視聴することでユーザーにメリットがあるわけです。

もちろん、テレビCMにはエンターテイメント性を重視した映像も多く、「楽しさ」というリターンがあると捉えることもできなくはありません。また、CMがあるからこそ無料で見られるテレビ番組の構造それ自体が「リターン」であるとも言えます。

ですが、テレビCMはやはり「見せられる」もの。ユーザーが自ら「見に行く」ことを前提としたポイントサイトの広告動画とは、明らかに性質が異なります。

クリックして動画を見れば、確実に「ポイント」というリターンを得ることができる。これはテレビCMを含むほかの映像系の広告にはない特徴であり、ユーザーにとってのメリットがわかりやすく魅力的な機能だと言えるでしょう。


2. ターゲット層

番組の合間に流されるCMは、テレビを見ている全国各地の大勢の視聴者に見てもらえることから、広告効果が非常に高いと言われてきました。興味のないCMは流し見されるかもしれませんが、一瞬であっても視界に映ること、繰り返し流されることによって発生する広告効果は計り知れません。

ただし、不特定多数に向けて放映されるテレビCMは、狙ったターゲット層に届けることが難しい傾向にあります。その点、広告動画を見てポイントがもらえるサービスでは、ターゲットを絞り込んだ広告を配信することが可能。効率的なマーケティング施策を講じやすいというメリットがあります。


3. 広告効果の測定方法

不特定多数に向けて放映されるテレビCMは、企業や商品の認知度の向上に結びつきやすい一方、「広告効果の測定が難しい」という問題を抱えています。テレビCMがユーザーの認知度向上や実際の購買につながったかどうかを確認するには、別途アンケート調査などが必要となるからです。

一方、広告動画を見てポイントがもらえるサービスでは、一人ひとりのユーザーの反応をデータで可視化することが可能。ポイントをもらうためには動画を最後まで見る必要があり、視聴後に広告がクリックされたかどうか(興味を持ってもらえたか)もわかります。広告効果をより正確に測定できる点も、広告動画の特徴だと言えるでしょう。


4. 制作費を抑えられる

多額の制作費がかかるテレビCMと比較すると、広告動画はコストがあまりかかりません。発注する場合もテレビCMほどの費用は発生しませんし、無料のソフトや素材を使って自分たちで作成することもできます。

一方で、高い広告効果が期待できるため、コストパフォーマンスに優れている点は大きなメリットです。


5. 音声の重要度が低い

テレビCMとWebの広告動画はどちらも「映像」を使った訴求手段ではありますが、後者は「音声」の重要度が低いという特徴があります。

Webサイトの閲覧中などは音声をミュートにしている人も多いため、声は最低限のものでも問題ありません。むしろ、字幕などのテキストを上手に活用した映像として仕上げる方が効果的です。映像や音だけでは伝えにくい自社のアピールポイントを、具体的に訴求できるでしょう。


6. 訴求内容を絞り込みやすい

広く大勢に届けることを前提としたテレビCMに対して、前述のとおり、ターゲットを絞り込んだ広告を配信できる広告動画は、訴求対象を絞り込みやすい、という特徴があります。

サイト誘導などの直接的なアクションに結びつけやすく、効率的なマーケティング施策を講じやすい点は、広告動画の大きなメリットだと言えるでしょう。


広告動画を見てポイントがもらえるサービスの例

では、広告動画を見ることで視聴ポイントがもらえるサービスとしては、どのようなものがあるのでしょうか。3つのポイントサービスを例にあげて紹介します。


Gポイント

Gポイントは、2001年にスタートした老舗ポイントサイト。

ネットショッピングや宿泊予約、無料ゲームやアンケート回答などのさまざまな手段でポイントを集めて、ほかのポイントや電子ギフト券などに交換できるサービスです。広告動画を見てくじに挑戦することでコインを獲得できる「CMくじ」というコンテンツがあり、集めたコインはGポイントと交換できます。

貯めたGポイントは、多種多様な他ポイント、マイルなどにも交換可能。ユーザーの好みにあったポイントを選んでまとめることができる点も特徴と言えるでしょう。


トリマ

トリマは、移動するだけでポイントが付与されるポイ活アプリ。徒歩だけでなく、自転車や電車、車での移動でもマイル(ポイント)がためられます。

「歩いてためる」のがトリマの基本スタイルですが、アプリ内で広告動画を視聴するとマイルの獲得効率がアップするシステムを取り入れています。ほかにも、動画視聴で獲得したコインでゲームをプレイし、マイルをゲットすることもできます。ただ「歩く」だけではない、アプリに幅を持たせるための手段として、「遊び」と「広告動画」を組み合わせているわけですね。


Pontaアプリ

Pontaアプリは、ポイントカードとクーポンがひとつになったアプリ。お店での買い物でポイントを貯めたり、お得なクーポンを手に入れたりすることができます。

「決済手段も持ち合わせたポイントカードアプリ」はすっかり一般的になりましたが、その機能のひとつとして広告動画が実装されているアプリも最近増えつつあります。Pontaアプリの場合は、1日1回の動画視聴でスタンプが押される「Ponta毎日動画」というコンテンツがあり、5つたまると1Pontaポイントを獲得できます。


【まとめ】

このように、広告動画とポイントを掛け合わせた機能やコンテンツは、今やさまざまなサービスで導入されています。「動画を視聴すればユーザーにメリットがある」タイプの仕組みに関しては、ポイ活アプリだけでなく、無料漫画アプリやゲームアプリでも多く取り入れられているため、目にする機会も多いでしょう。

ユーザーにとっては「手軽にポイントを獲得する手段」として魅力的な、広告動画の視聴ポイント。サービス提供側から見れば、ターゲットを絞り込んで訴求できる上に、ユーザーのリアルな動向をつかみやすく、同時に具体的なアクションまでつなげやすいという、大きなメリットがあります。限定ターゲットに向けたアプローチを考えるなら、現在では非常に有効な手段のひとつと言えるでしょう。

ただし、動画の長さや内容によってはユーザーのストレスにもなりかねないため、広告動画の選定は慎重に行う必要があります。また、付与するポイントの種類や内容についても、ユーザーメリットを考慮して選定しなくてはなりません。

特定ブランドの色が少ないジー・プランのGポイントなら汎用性も高く、ユーザーへの訴求効果は十分であると言えそうです。たとえば「Gポイント交換」では、自社のオリジナルポイントをGポイントを経由して100種類以上の銘柄に交換することが可能になります。自社ポイントを利用しての広告動画を検討するなら、Gポイントの導入も併せて検討してみてはいかがでしょうか。


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けいろー
けいろー
インターネットが大好きなゆとり世代のフリーライター。大手ニュースサイトやポータルサイトでの執筆・寄稿、オウンドメディア運営、雑誌の特集、パンフレット編集等実績多数。取材・インタビュー・レビュー・コラムなどの記事を通して、幅広い意味での「コンテンツ」の魅力を発信するべく活動中。2020年以降はVTuber・VR・メタバース系の案件も多く担当。

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