「HOKKAIDO LOVE!」って何?観光アプリとポイントの相性も解説
最近は、観光アプリとポイントを組み合わせたサービスが増えています。例えば、北海道観光振興機構が提供する観光アプリ「HOKKAIDO LOVE!」。本記事では、この「HOKKAIDO LOVE!」とは何か、またほかの観光アプリの活用例について解説します。観光アプリに導入できるおすすめのポイント交換サービスについても触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事のポイント
ポイント1 観光アプリとポイント制度を組み合わせたサービスが増えている
- ポイント2 旅行するだけでポイントがたまるのならユーザーは利用しやすい
- ポイント3 ポイントを通してユーザーが地域内で動けば経済効果が生まれる
目次[非表示]
旅してポイントがたまる「HOKKAIDO LOVE!」とは?
「北海道公式観光アプリ HOKKAIDO LOVE!」とは、北海道観光振興機構が2023年3月13日から試験的に提供を開始している、北海道を旅行するだけでポイントがたまる観光アプリです。
北海道を旅行するだけでポイントがたまる
- 北海道の観光地にチェックインする:1チェックインで100ポイント
- 北海道内を移動する:およそ1kmで5ポイント
- アプリ内の観光記事や動画をみる:1記事で10ポイント
このように「HOKKAIDO LOVE!」では、ただ北海道の有名な観光地をめぐるだけ、移動するだけで自然とポイントがたまります。面倒な手続きや操作などユーザーへの負担を極力減らすことで、北海道を旅行する人に気軽にダウンロードしてもらえる仕組みとなっているのです。
ためたポイントは抽選券やおトクなチケットに交換できる
- 豪華な景品が当たるPOINTガチャ:1回1,000ポイント
- 北海道で使えるおトクなチケット:1回2,000ポイント
また、「HOKKAIDO LOVE!」では、ためたポイントで温泉宿泊券や北海道グルメなどが当たるガチャを回せたり、特定の店舗で使えるチケットに交換できたりします。このように、ポイントを消費するハードルを低くすることで、ユーザーのアクティブ率を高めているのも特徴です。
ほかにも北海道を楽しめる機能を搭載することで、周遊率向上に
- 北海道内で常時使えるクーポンを配布
- 期間限定のボーナスキャンペーンを開催
- 179市町村の制覇数で会員ランクがUP
さらに、「HOKKAIDO LOVE!」では、特定の地域のポイント倍増キャンペーンを開催していたり、北海道内の市町村を周るほど会員ランクがUPしたりと、北海道内での周遊率を高める機能が満載されています。北海道を広く移動する人が増えれば、それだけ各地への経済効果が期待できるため、アプリのこうした特典は非常に効果的と言えるでしょう。
観光アプリとポイントを組み合わせた活用例はほかにも!
「HOKKAIDO LOVE!」のように、観光アプリとポイントを上手に組み合わせて活用すれば、地域内を移動する人が増えて地元の活性化につながります。では、ほかの活用例も見てみましょう。
沖縄県 与那国町役場公式アプリ「与那国島観光アプリ」
沖縄県の与那国町役場公式の観光アプリです。与那国島のおすすめ観光ルートやイベント情報を確認できます。また、観光スポットにチェックインするとスタンプがたまるスタンプラリーにも参加でき、スタンプが8つたまると与那国グッズなど景品との交換が可能です。
愛知県 西尾市観光協会公式「西尾市観光協会スタンプラリー」
愛知県の西尾市観光協会公式の観光アプリです。その名の通り、スタンプラリーを前提としたアプリで西尾グルメを堪能しながら、飲食した店舗ごとにスタンプを集めることができます。スタンプが一定数集まると西尾市の名産品や温泉宿泊券などが当たる抽選に応募が可能です。
知らない道を歩く歩き旅アプリ「膝栗毛 | HIZAKURIGE」
東海道五十三次(現在でいうと日本橋から三島宿、島田から掛川、京都から草津宿の地域に対応)を歩き旅する観光アプリです。特定の自治体を対象としたアプリではありませんが、期間限定で特定の地域・ルートを歩くとポイントがたまり、ノベルティと交換できるイベントを開催していることがあります。
【まとめ】
本記事では、「HOKKAIDO LOVE!」について、また、ほかの観光アプリとポイントの組み合わせの活用例をまとめてきました。観光アプリは普段旅行客があまり訪れない隠れた名スポットも、自治体側からアピールできる便利なツールです。しかし、観光情報だけでは検索エンジンとの差別化が難しく、地域活性化につなげるどころか、そもそもユーザーを集めるのさえ困難でしょう。
そこで、効果的なのが「HOKKAIDO LOVE!」にも導入されているポイントシステムです。旅行を楽しみながらポイントをためられ、そのポイントでお得に体験を得られるとしたら、そこにはユーザーがアプリをダウンロードする明確な価値が生まれます。一方で、ポイントを得るためにユーザーが普段訪れない地域にも足を運ぶようになれば、自治体は新たな経済効果を得られるわけです。
ただ、観光アプリにポイントを導入して、十分に有効活用するためには、長期的に運用する必要があります。地域の企業や商店の協力だけで長期的な運用体制が実現できるのならそれが一番ですが、難しい面もあるでしょう。そこで、地域だけではどうしても足りない箇所を埋める方法として、外部のポイント交換サービス「Gポイント交換」の導入を検討してみるのもひとつの手です。
ジー・プランの「Gポイント交換」なら、観光アプリで獲得したポイントをGポイントに交換することで、ユーザーは電子ギフトや電子マネーなど提携する100種類以上のさまざまなサービスを利用できます。このほかにも、ジー・プランではさまざまなポイント交換サービスを展開していますので、観光アプリとポイントの相乗効果をもたらす施策として興味がありましたら、ぜひお問い合わせください。
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