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【2022年最新】エネルギー会社のポイントサービス白書~ガス会社編~

ガスの自由化により、競合との差別化としてポイント制度を導入する企業が増えています。大手ガス会社の事例をご紹介するとともに、プロパンガスなどの小規模事業や、地元密着型のエネルギー供給事業社についても紹介します。顧客との関係づくりに「ポイント還元システム」が貢献していることを理解しましょう。

この記事のポイント

  • ポイント1 大手ガス会社はポイント制度を導入している

  • ポイント2 独自の制度によって顧客の離脱を防止
  • ポイント3 ポイントサービスは他社との差別化などに有効


目次[非表示]

  1. 1.大手ガス会社のポイント制度
    1. 1.1.伊藤忠エネクス
    2. 1.2.大阪ガス
    3. 1.3.エコア
    4. 1.4.塩釜ガス
  2. 2.地域のエネルギー会社によるポイント戦略
    1. 2.1.ユーザーの離脱防止
    2. 2.2.顧客情報の把握
    3. 2.3.他社との差別化
  3. 3.まとめ


大手ガス会社のポイント制度


まずは、全国各地に点在する各大手ガス会社のポイントサービスの名称や特徴を、ピックアップしてご紹介します。

ガスの自由化によって顧客の争奪戦は激化しており、多くの大手ガス会社では独自のポイント制度を導入しています。ここではそれぞれの会社が提供しているポイント制度の特徴や違いを詳しく解説します。


伊藤忠エネクス

エネルギー商社としてトップクラスの売上を誇る伊藤忠エネクスでは、事前に無料登録をしておくと、ガスの使用料金に応じてT-ポイントの還元を受けられます。

具体的には、200円ごとに1ポイント還元される仕組みです。貯まったポイントは、T-ポイントカードと提携しているコンビニやスーパー、ドラッグストアなどで利用可能です。なお、申請方法は「ネット申込み」と「営業所窓口」の2種類が用意されています。

参考:https://www.myenex.jp/member/tpoint_explanation.html


大阪ガス

関西に大きなガス供給網を持つ大阪ガスのポイント制度は、「マイ大阪ガス」と呼ばれる会員サービスとなります。本会員登録や料金チェック、サイト利用、ネットショッピングなどでポイントが貯まる仕組みです。

また、貯まったポイントはTポイントやdポイントなどと交換でき、景品プレゼントへの応募も可能です。

さらに、登録ユーザーにはガスの使用量や料金をWeb上で確認できるサービスを提供しています。

参考:マイ大阪ガスにログイン


エコア

エネクスグループ企業の1つであるエコアは、九州を地盤としたLPガス業者として知られています。そんなエコアでは、T-ポイントでの還元サービスを展開しており、ガス代にも電気代にもTポイントを付与しています。

ただし、ポイントの付与はエコアの「eでんき」に契約している方のみ対象です。また、個人名義の契約しかポイントが付与されない点も注意しましょう。

参考:https://www.ecoregas.jp/userguide/service/


塩釜ガス

宮城県の多賀城市・塩釜市を地盤とし、都市ガスやプロパンガスを提供している塩釜ガスでは「いんでガス」の名称でポイントサービスが展開されています。

いんでガスメンバーに入会すると、塩釜ガスや古川ガス、宮城ケーブルテレビといった参加企業の月々のサービス利用で「eGポイント」が貯まります。 eGポイントは各種商品券やカタログギフトなどに利用可能なほか、100種類以上の各種ポイントや電子マネー・マイルなどとの交換が可能な「Gポイント」に替えることもできます。

参考:https://www.edegas.jp/


地域のエネルギー会社によるポイント戦略

地域のエネルギー会社によるポイント戦略には、ガスの自由化によって既存ユーザーの離脱を防ぎ、囲い込むとともに、顧客情報の把握や差別化など事業者のメリットも複数あります。

ここでは、地域のエネルギー会社がポイントサービスを戦略としてどのように利用しているかを解説します。


ユーザーの離脱防止

ポイントサービスは、ユーザーの離脱防止策として取り入れられるケースが多いようです。大手ポイントサービスや独自のポイントを付与することで「これまでに貯めたポイントを無効にしたくない」との心理をついて、ユーザーの離脱を防ぐ効果を見込めるでしょう。

また、キャンペーンやアンケートなどを利用して、多くのポイントを獲得できる機会を設けてお得感のアピールも可能です。


顧客情報の把握

ポイントサービスの恩恵を受けるためには会員登録を必須としている場合がほとんどです。そうすることで、契約時に確認する住所・利用者名といった基本項目以外に、年齢や性別・世帯情報などを細かく把握できるようになります。

さらに、定期的なキャンペーンへの参加やガス機器の購買を管理することで、顧客のロイヤリティを高めるための具体的な施策を計画することも可能です。ポイントサービスは、エネルギー会社が顧客情報を把握し、顧客ロイヤリティを高めるためのベース情報となります。


他社との差別化

既存顧客には自社のガスや機器を魅力的に感じてもらい、ファン化を目指すことが、他社との差別化を図る戦略となります。

しかし、ガスを始めとするエネルギー分野においては、商材単品での違いをアピールするのが難しい場合がほとんどです。そのため、独自のポイントサービスを取り入れることで自社への関心や利用動機を誘導する狙いがあります。


まとめ

大手ガス会社が展開しているポイントサービスや、その内容について解説しました。ガスの自由化によって、顧客の争奪戦はこれから激化していくと予想されます。

自社におけるポイント戦略を検討するうえで、他社の動向を理解することは欠かせません。当記事を参考に、エネルギー会社のポイント制度の概要をチェックしておきましょう。


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光田直史
光田直史
ITベンチャーで事業部長と内部監査室長も兼任。その経験を活かし、2020年よりライターとして活動開始。 ビジネスや金融、IT、マーケティング、不動産、農業、製造などの複数ジャンルで記事執筆を手がける。

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