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ネットでもリアルでも貯まる・使える。本好きにはたまらない「honto」のポイントサービス。

大日本印刷が運営する書店「honto」。

丸善、ジュンク堂、文教堂などの店舗とネット通販、そして電子書籍を取り扱う「ハイブリッド型総合書店」として、本好きの人のあいだでは評価の高いサービスです。会員数は2023年7月時点で800万人を突破 。実店舗でポイントカードを作ったことのあるユーザーも少なくないでしょう。

今回は、そんなhontoが提供するポイントプログラム「hontoポイント」について紹介します。


この記事のポイント

  • ポイント1 実店舗・ネット書店・電子書籍ストアのすべてでポイントが貯まる・使える

  • ポイント2 宅配買取サービスやキャンペーンなど、買い物以外の手段でも貯められる
  • ポイント3 紙の本と電子書籍のどちらを買ってもポイントが貯まる「ハイブリッド型書店」としての強み


目次[非表示]

  1. 1.hontoポイントとは?
  2. 2.hontoポイントの特徴とビジネスモデル
    1. 2.1.1. 実店舗でもネット書店でも使える
    2. 2.2.2. 宅配買取サービスなどの利用でもポイントが貯まる
    3. 2.3.3. 紙の本と電子書籍のどちらを買ってもポイントが貯まる
    4. 2.4.4. オムニチャネル戦略によって、実店舗とオンライン書店を行き来しやすくなる
    5. 2.5.紙の本と電子書籍の両方でポイントが貯まるサービスはほかにもある?
  3. 3.まとめ
  4. 4.おすすめの資料はこちら


hontoポイントとは?

hontoポイント」は、hontoを利用する際に貯まる・使えるポイント

店舗で発行するプラスチックカードのほか、LINEマイカード、honto withアプリカードの3種類があり、それぞれのカードはひとつのアカウントに紐づけることが可能です。

hontoポイントは、丸善やジュンク堂書店などの実店舗での買い物をはじめ、ネット書店で電子書籍を購入することで貯められます。また、キャンペーンなど買い物以外の手段でも貯められるのも、このポイントの特色だと言えるでしょう。

ネット書店と電子書籍ストアでは100円ごとに1ポイントが、実店舗では200円ごとに1ポイントが貯まります。貯まったhontoポイントは1ポイント=1円として、実店舗でもネット書店でも利用可能。ポイントの有効期限は、原則として獲得日の翌月から1年間です。


hontoポイントの特徴とビジネスモデル

リアル店舗とネット店舗の両方で販路を広げることで、オムニチャネル戦略を実践しているhonto。ここからは、そんなhontoポイントのビジネスモデルにみる特徴を、より詳しく整理しつつ見ていきましょう。


1. 実店舗でもネット書店でも使える

全国約1,000店舗以上のサービス実施店舗で利用できる、hontoポイント。

リアル書店とネット書店の両方で貯まる・使えるだけでなく、電子書籍ストアにも対応しているのは、hontoポイントの大きな特徴です。また、ネット書店では本や雑誌だけでなく、文具やCD・DVD・Blu-rayなどの購入でもポイントが貯まります。


2. 宅配買取サービスなどの利用でもポイントが貯まる

hontoポイントが貯められるのは、買い物だけではありません。

たびたび開催されるキャンペーンをはじめ、1日1回の実店舗へのチェックインや、ネット書店でのあしあと抽選への参加、好きな作品の紹介、買取サービス「宅本便」の利用でもhontoポイントを貯めることができます。

特定書店の独自ポイントではなく、「複数の大型書店と連携した全国展開のポイントサービス」というだけでも珍しいhontoポイントですが、買い物以外にも貯められる手段があるというのはユニークです。他の業態では見かけるものの、「書店」としては珍しい試みと言えるのではないでしょうか。


3. 紙の本と電子書籍のどちらを買ってもポイントが貯まる

従来の書店では、紙の本と電子書籍はそれぞれ別のサービスとして提供されることが多く、買い物の際に利用できるポイントもそれぞれ異なるものでした。しかしhontoの場合、実店舗で購入する紙の本でもオンライン書店で購入する電子書籍でも同じhontoポイントが貯まり、どちらでもポイントを使うことが可能。ユーザー目線でも使いやすい仕組みになっています。

紙の本が好きな読者は実店舗でポイントを貯め、そのポイントを電子書籍の購入に使ってもOK。逆に、普段は電子書籍を購入している読者は、たまの実店舗での買い物にポイントを利用してもOK。他のサービスに先んじて紙とデジタルの両方に対応したhontoは、「ハイブリッド型書店」としての優位性を持っていると言えるでしょう。


4. オムニチャネル戦略によって、実店舗とオンライン書店を行き来しやすくなる

hontoポイントの強みは、ただ単に「紙の本でも電子書籍でも貯まる・使える」だけにとどまりません。このオンラインとオフラインを繋ぐポイントシステムの存在によって、hontoはユーザーにシームレスな購買体験を提供することを実現しています。

というのも、近年は「書店でしか本を買わない」あるいは「オンラインで電子書籍しか買って読まない」という人は減っており、複数のチャネルを利用した購買活動が定着しつつあります。若い世代ほど紙の本と電子書籍を併用しており、4割のユーザーが読書シーンごとに紙と電子を使い分けているという調査結果も出ていました(2017年)。

つまり、ユーザーは「紙でも電子でも読む」ことが当たり前となりつつある。そんなユーザーに向けて、「紙でも電子でも本を買える」「どちらで買ってもポイントが貯まる」という環境を書店側で整備することには、大きな意味があるわけです。

実店舗とオンライン書店とをシームレスに行き来して買い物ができる書店はまだまだ少ないですが、hontoは、そのようなオムニチャネル戦略をいち早く展開した書店でもあります。従来の書店のポイントシステムにはない魅力を持つhontoポイントは、顧客満足度を高める要素ともなっていると言えるでしょう。


紙の本と電子書籍の両方でポイントが貯まるサービスはほかにもある?

このようにさまざまな特徴と強みを持つhontoポイント。

ですが、「紙の本でも電子書籍でもポイントが貯まる・使える」という部分については、hontoポイントが唯一無二ではありません。たとえば紀伊國屋のポイントサービスは、書店と電子書籍ストア「Kinoppy」の両方に対応しています。

それ以外にも独自にポイントサービスを展開している書店は数多くありますが、電子書籍や通販にも対応しているところは多くありません。

例としては、三省堂のクラブ三省堂、くまざわ書店のKポイント、Honya Clubのサイトポイントなどがそうですね。いずれも書店または通販のどちらか一方で貯まる・使えるポイントサービスとなっています。


まとめ

以上、hontoポイントの概要と特徴について紹介しました。

紙の本と電子書籍とは別々のポイントサービスを提供しているところが多いなか、どちらを買っても同じポイントが共通で貯まる・使えるhontoポイント。「書店のポイント活用」としては他社の先を進んでおり、マーケティング視点で参考にできる部分も多いのではないでしょうか。

ポイ活が普及しているいま、特に重要になるのは、貯めたポイントの 活用方法です。自社ポイントの価値を高めるためには、他のポイントとの連携についても考慮する必要があります。

たとえば、約150社のポイントと提携したジー・プランの「ポイント・コンセント」なら、自社ポイントを、複数の共通ポイントや大手ポイントへ直接交換可能です。こうしたソリューションを有効活用することで、自社ポイントの価値を高めることができるでしょう。



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けいろー
けいろー
インターネットが大好きなゆとり世代のフリーライター。大手ニュースサイトやポータルサイトでの執筆・寄稿、オウンドメディア運営、雑誌の特集、パンフレット編集等実績多数。取材・インタビュー・レビュー・コラムなどの記事を通して、幅広い意味での「コンテンツ」の魅力を発信するべく活動中。2020年以降はVTuber・VR・メタバース系の案件も多く担当。

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