株式会社 ベネフィット・ワン様
導入事例

課題は工数、決め手はスピードと安心感
『ポイント・コンセント』導入で
工数削減・業務負荷の軽減・業務全体の円滑化を実現
ポイント交換利用は年間20〜30%増、さらなる認知度向上と利用促進へ

株式会社 ベネフィット・ワン
サービス開発事業部 サービス開発部
ライフ第1グループ 第1チーム
チーム長 池田 順さま
株式会社ベネフィット・ワンさまは、東京都新宿区に本社を構え、全国の法人や地方公共団体に向けて、従業員の満足度向上や健康経営の推進を目的とした福利厚生サービスをはじめ、各種人事支援事業を展開されています。主力サービスである『ベネフィット・ステーション』は、約18,100団体、会員数は1,220万人にのぼります(2025年4月時点)。

今回は、新たなサービスの提供やプロモーションを担うサービス開発事業部で、『ベネフィット・ステーション』の認知度向上および利用促進をミッションとされている池田さまに、『ポイント・コンセント』導入の経緯とその効果についてお話を伺いました。

導入前の課題
  • ポイント交換の対応に多大な工数がかかっていた
  • 交換先拡充に伴う、個別システムの開発・運用負担が大きかった

  • 基幹システムの更改に伴うポイント交換先との再接続にかかるコストとスケジュールの制約

導入の決め手
  • システム更改後の迅速な再接続が可能
  • 自社での開発・運用に比べて、コストを抑えられる
  • トラブル対応など運用全般を一括で委託できる安心感
得られた効果
  • 工数や業務負荷といった導入前の課題を解消
  • 新たな基幹システムとポイント交換先との迅速な再接続を実現

  • 年間のポイント交換利用が20〜30%増加

  • キャンペーン時も含め、ポイント交換業務の負荷が軽減

導入前の課題

非効率な仕組み、多大な工数、開発・運用の負担――
自社でのポイント交換に限界を感じていた

『ベネフィット・ステーション』の会員は、サービス利用に応じて『ベネポ』を貯め、他社のポイントや電子マネーなどと交換することができます。『ポイント・コンセント』を導入する以前は自社でポイント交換業務を行っており、多くの課題を抱えていたといいます。

「当社では以前よりポイント交換業務を行っており、システム更改に合わせて新システムに移行する計画がありました。

しかし、その新システムには交換処理の自動化の機能がなかったことから、当初は交換データを手作業で提携企業様へ連携し、処理を依頼するという非効率な方法を想定していました。

この方法では膨大な工数がかかり、現実的ではありません。そのため、いかにしてポイント交換を円滑かつ効率的に実現するかが、最初の大きな課題となりました。

その後、1社のみ自社でポイント交換システムを開発し、直接接続を実現しました。ただし、そこから交換先を拡充していくためには、各社と個別に交渉を行い、それぞれのシステムと接続する必要があります。1社との連携には半年〜1年を要するため、当時検討していた交換先6社すべてと接続するには、最長で約6年もの期間を要する計算でした。」

仮に、個別開発と接続を実現できたとしても、その後の運用面で懸念がありました。

「自社開発のポイント交換システムを運用する場合、当社側でシステムエラーが発生すると、すべての交換先企業への対応が必要になることに加え、原因調査や精算業務といった運用工数も多くかかるものと予測されました。

こうした経緯から、課題解決の最適解として、外部サービスの活用を検討するに至りました。」

導入の決め手

システム更改後は自社対応?アウトソーシング?
再接続にかかる時間とコストが決め手に

その後、ポイント交換のアウトソーシングサービスを探すなかで『ポイント・コンセント』を知り、2〜3社との比較検討を経て、自社運用と『ポイント・コンセント』導入のいずれかを選ぶ方向で検討を進めたそうです。

「ポイント交換に関する課題を抱えたまま、2023年には『ベネフィット・ステーション』の基幹システムを更改しました。それに伴い、ポイント交換システムについても、各交換先企業との再接続が急務となりました。そこで”再接続のスピード感”と、”開発・運用コストの抑制”という2つの観点が、自社での個別開発ではなく『ポイント・コンセント』を導入する大きな決め手になりました。

加えて、『ポイント・コンセント』は自社で開発・運用する場合と比べてランニングコストこそ発生しますが、トラブル発生時の対応を含めて一任できる安心感もあり、最終的に導入を決めました」

得られた効果

工数削減、利用数の増加、業務全体の円滑化を実現
期待以上の成果に満足度は非常に高い

システム更改に伴う再接続は計画通りに完了し、従来課題となっていたポイント交換に関する工数が大幅に削減され、開発・運用の負担からも解放されました。当初想定していた効果は、十分に得られているといいます。

また、導入後はポイント交換の利用状況にも良い効果が表れています。

システム更改に伴う再接続は計画通りに完了し、従来課題となっていたポイント交換に関する工数が大幅に削減され、開発・運用の負担からも解放されました。当初想定していた効果は、十分に得られているといいます。

また、導入後はポイント交換の利用状況にも良い効果が表れています。

「ポイント交換の利用は、導入前に比べて年間20〜30%ほど増加しています。もちろん、年間のポイント流通総量や、交換先パートナーのキャンペーン実施などといった複数の要因があるとはいえ、利用は順調に拡大しています。

キャンペーン開催時においてもジー・プランさんと連携することで、進行が非常にスムーズになったことに大きなメリットを感じています。当社で対応する際に発生しがちな、煩雑な条件設定やギフト券の発行・納品手続きといった手間を考えると、ジー・プランさんとの連携の価値を改めて実感しています。」

さらに、運用面の負荷軽減に加え、『ポイント・コンセント』により財務・運用上のリスク軽減につながる場面があったそうです。

「一部のポイント交換においては、当社がギフト券を在庫として購入する必要があり、財務リスクがあります。このリスクはAPI接続による自動化をすれば解消できますが、開発には相応の工数がかかるため、すぐには実現するのは困難です。

その点、『ポイント・コンセント』では、交換先の会員IDへ直接ポイントを付与される仕組みのため、当社が在庫を持つ必要がありません。そのため、当社のリスク回避にも有効な手段となっています。」

こうした導入効果やサポート体制に対して、高い満足度を感じているといいます。

「非常に満足しています。導入効果はもちろん、開発から運用開始まで一貫してスムーズでしたし、担当者の方もいつも迅速に対応してくださるので、非常に心強く感じています。ジー・プランさんのサポート体制には、とても満足しています」

今後の展望

認知度向上と利用促進を目指し
ポイント交換のさらなる拡充に注力

導入前に抱えていた課題は解消され、ポイント交換の利用数も順調に増加。手応えと成果を実感しながらも、今後はさらなるサービスの強化に取り組んでいきたいと池田さまは語ります。

「現在、『ポイント・コンセント』は非常に安定的に運用できており、今後はポイント交換の種類やメニューをさらに拡充していきたいと考えています。交換先の選択肢を広げることで、『ベネフィット・ステーション』や『ベネポ』の認知度向上、そして利用促進という、私たちのミッションの実現につなげていきたいと考えています。

有名なポイント銘柄はもちろん、ニッチな銘柄も増やすことができれば、より多くの会員さまにとって魅力的なサービスとなり、ご利用いただくきっかけになると思います。今後も注力して取り組んでいきたいと考えています」

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