大阪ガスマーケティング株式会社様
導入事例

会員数は約20万人増・サイト利用率は約10%アップ!
ポイント制度を一新し、お客さまに魅力を感じてもらえる会員サイトへ

大阪ガスマーケティング株式会社
CX推進部 WEBチーム
リーダー 木村 達哉氏
     山口 大輔氏
大阪ガス株式会社さまは、ガス・電気の小売事業を主軸に、通信事業やマルチプラットフォームサービスであるスマイLINK等を展開するエネルギー会社です。ガス供給件数は491万件()。料金確認などができる登録制の会員専用サイト『マイ大阪ガス』を運営しています。
※2022年3月末時点
導入前の課題
  • 会員専用サイト『マイ大阪ガス』のポイント制度を一新し、サイト会員数およびサイト利用率を改善したかった
  • プレゼント応募や寄付のみと限定されていたポイントの用途。共通ポイントへの交換を実現し、顧客満足度を向上させたかった

導入の決め手
  • 共通ポイントに直接交換できること
  • 新しいポイントとの連携も可能であること
得られた効果
  • 会員数は約20万人増加し、サイト利用率は10%アップ
  • お客さまから喜びの声が多数届いている

  • 魅力的なポイント制度を使ったプロモーション施策の幅が広がった

  • 特典関係の業務を担当していた事務局の負荷の軽減につながった

導入前の課題

顧客とのデジタル接点を強化するため、
会員専用サイトをリニューアル

大阪ガス株式会社さまは、2009年に登録制の会員専用サイト『マイ大阪ガス』の運営を開始しました。『マイ大阪ガス』は、ガス・電気の料金や使用量をチェックでき、また、暮らしに役立つクイズやコラム記事などを楽しめるウェブサイトです。

『ポイント・コンセント』導入前からサイト独自のポイント制度を展開していたものの、ポイントの使い道が限定的であることが課題だったといいます。

「『マイ大阪ガス』でガス・電気の料金を確認したり、記事を読んだりすることでポイントが貯まります。リニューアル前のポイントは、懸賞応募や寄付など、サイト内でしか使用できないものだったため、お客さまにとっては今一つ魅力に欠けるポイントだったかもしれません。

実際に、お客さまから『共通ポイントに交換したい』というご要望もいただいておりました。そこで、会員専用サイト全体のリニューアルに伴い、ポイント制度も見直すことにしたのです」(木村氏)

会員専用サイトのリニューアルに至った背景もお話いただきました。

「従来の『マイ大阪ガス』はガス・電気の料金確認サイトとして運用をしてきておりました。しかし、ガス・電力の自由化となり、お客さまが自由に企業を選べるようになった今、お客さまとの長期的な関係構築が重要になってきています。

そのなかで、料金確認に加え、引っ越しやプラン変更などの各種手続きの顧客体験改善、ご利用いただいているエネルギーやガス機器のお役立ち情報提供などデジタル上でのコミュニケーションを通じて、お客さまとの関係性をより強化していきたいと感じていました。

より多くのお客さまに活用していただけるサイトにすべく、大規模なリニューアルに踏み切ったのです。

会員登録やサイト利用のメリットを感じていただくため、サイト内でしか使えなかったポイントを外部の共通ポイントへ交換できるようにしたいと考えました」(木村氏)

導入の決め手

一番に考えたのはユーザーの利便性。
共通ポイントへ直接交換できるところが魅力

ポイント制度のリニューアルに向け、複数社のポイント交換サービスを検討していたといいます。

「ジー・プランさんを含む複数社のサービスを検討していました。そのなかでも『ポイント・コンセント』を選んだ一番の決め手は、お客さまがサイト内で貯めたポイントを直接共通ポイントへ交換でき、シンプルな導線だったためです。

サイトリニューアルの目的は、顧客体験を向上し、会員数を増やすこと。だからこそ、共通ポイントへ交換する際に、できる限りお客さまに手間やストレスをおかけしない仕組みにしたいと考えたのです」(木村氏)

ポイント交換先として選んだのは6銘柄。5銘柄は全国的に使われている人気のポイント、1銘柄は大阪エリアで使える地域密着型のポイントです。

「『ポイント・コンセント』は、150銘柄を扱っているとお聞きました。取り扱い銘柄の豊富さに加え、当社の希望で、『ポイント・コンセント』では取り扱いの無かった、大阪エリアで使えるポイントを追加していただきました。このような、取り扱いのないポイント銘柄も新たに導入いただくことに快く対応くださったのも決め手の一つです」(木村氏)

その一方で、システム開発においては不安もあったといいます。

「『ポイント・コンセント』のようなシステムを会員サイトに取り入れるのは、私たちにとって初めての経験でした。一番不安だったのはシステム開発です。

システム開発に不安があることをお伝えしたところ、ジー・プランさんのご厚意でシステム担当者と当社のシステム担当者による定例会を週1回の頻度で設定していただけました。そのおかげで、綿密な連携のなか、進めることができましたし、細かい相談にものってくださるなど、いつも親身になってご対応いただけました。結果的に、サイト全体のリニューアルに間に合うスケジュールで運用開始でき、ほっとしています」(木村氏)

得られた効果

会員数・サイト利用率が大幅にアップし、
ポイントをフックにしたプロモーションの幅も拡大

『ポイント・コンセント』を導入してから、会員数とサイト利用率が大きく伸びたといいます。

「2021年3月にサイトをリニューアルする前の会員数は約80万人でした。それがなんとリニューアル後は、2021年末までに約20万人の方に会員登録していただき、会員数は100万人を突破。これまでに無い伸び率で会員が増加しました。2022年は約15万人のお客さまが新たに会員登録をしていただけました。

また、月に1回以上サイトにログインしてくれる会員の割合は、10%アップし、その後も高い水準をキープし続けています。

 

『マイ大阪ガス』では、料金・使用量を確認していただくと毎月ポイントが貯まります。ポイント制度を一新してからは、月末に料金・使用量確認のポイントを取得されていないお客さまへリマインドのメールをお送りすると、一気にログイン数が伸びるように。このことからも、新しいポイント制度に魅力を感じていただけていることが分かります」(山口氏)

サイトリニューアルの前後で実施した顧客アンケートからも、ポイント制度への満足度がうかがえたそうです。

リニューアル後に実施したアンケートでは、顧客満足度が10%向上しました。『毎日の買い物に使える共通ポイントに交換できるようになって嬉しい』という声をたくさんいただいております」(山口氏)

サイト内でしか使えなかったポイントを共通ポイントに交換できるようになったことで、プロモーション施策の幅も広がったといいます

「会員サイトのプロモーションがしやすくなったのも効果の一つです。検針票やチラシなどで『共通ポイントへ交換できる』とアピールすることで、興味を持っていただけるお客さまが格段に増えました。

また、これまでは『マイ大阪ガス』の会員登録や、各種サービスの契約をしていただいたお客さまには、特典としてギフト券を進呈することもありました。お金と同じ価値のあるポイントへ交換できる仕組みが整ったことで、契約時の特典をポイント付与にすることが可能に。特典関係の業務を担当していた事務局の負荷も軽減できました」(木村氏)

確かな手ごたえを感じていると話す両氏。今後もポイント銘柄を増やすことも検討していきたいといいます。

「私たちの目標は『マイ大阪ガス』を、より多くのお客さまに、高い頻度で利用していただくことです。幅広い層に訴求するため、ポイント銘柄を増やすことも検討したいと考えています。」(山口氏)

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