導入前の課題 |
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導入の決め手 |
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得られた効果 |
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JFRカード株式会社さまが運用している『大丸松坂屋カード』『大丸松坂屋ゴールドカード』は、クレジットカードでの決済時に大丸・松坂屋のポイントが付与される特典が付いています。貯まったポイントは大丸松坂屋百貨店でのお買い物やお食事の際に1ポイント1円単位で利用可能。お客さまは大丸松坂屋百貨店をお得に利用できるほか、店舗にとってもリピーター獲得などの効果があり、Win-Winの構造です。
一方で、さらなる利用率の拡大を図るうえでは課題もあったと言います。
「大丸・松坂屋のポイントは、利用シーンが大丸松坂屋百貨店の各店舗・オンラインストアと限定されるため、カードの利用者層に偏りがありました。
そこで、利用率の拡大を図るために、ターゲット層を30代・40代に設定し、カードのリニューアルを行うことを決めたのです」(義友氏)
リニューアルは、『ポイントサービスの拡充』が大きなテーマだったと言います。
「従来は、VISA・Mastercard®加盟店での決済時にも大丸・松坂屋のポイントを付与する仕組みだったのですが、新たに『QIRA(キラ)ポイント』というポイント特典に変更することにしました。これにより、Visa・Mastarcard®加盟店の決済時にはQIRAポイントが、大丸松坂屋百貨店での決済時には大丸・松坂屋のポイントとQIRAポイントの双方がダブルで付与されるという仕組みになりました」(義友氏)
さらに、ポイントの活用シーンについても検討されたと言います。
「当社のクレジットカードをより利用してもらうためにはポイントの活用方法を充実させる必要があると考えました。その一環として検討したのが、QIRAポイントを他社のポイントに交換するという仕組みづくりです。
その実現にあたって、かねてより当社が信頼しているベンダーさんに相談したところ、ジー・プランさんの『ポイント・コンセント』が適しているのではないかと紹介いただいたことが導入のきっかけです。
『ポイント・コンセント』を含めて合計3社のソリューションを比較検討したところ、『ポイント・コンセント』はポイントの交換先が150銘柄と豊富だったことやポイント交換先が百貨店の利用者層とマッチしているように感じたことから、導入を決定しました。当社が信頼しているベンダーさんからの紹介だったので間違いないと安心感があったことも大きかったです」(義友氏)
QIRAポイントを他社ポイントへ変換する仕組みづくりには不安もあったと言います。
「他社ポイントへの連携にあたり、当社側でも準備することが多いのではと不安に感じていました。しかし、スタートすると不安に感じていたシステム連携の部分をジー・プランさんが全面的に対応してくださったおかげで、リニューアルに向けて他の業務に時間を割くことができました。
通常であれば、ポイント提携先1社1社と自力で手続きをする必要がありますが、当社はジー・プランさんと契約を結ぶだけで複数のポイントと連携できます。
初めての試みだったのですが、ジー・プランさんが綿密にフォローしてくださったこともあり、安心してリニューアルできました」(山之内氏)
システム連携以外の部分でも評価をいただきました。
「ホームページやチラシに交換できるポイントのロゴを掲載しているのですが、ロゴに関するレギュレーションチェックもジー・プランさんが対応してくださいました。
『ポイント・コンセント』は本当に手離れがよく、あらためて魅力的なソリューションだと実感しています」(義友氏)
リニューアル後、お客さまからの反応も高評価だと言います。
「ポイント交換の選択肢が増えたことに対して、お客さまから喜びの声をいただく機会が増えています。
『日常で利用できる他社ポイントに交換できるようになったので、ポイントを貯めるのが楽しくなった』など、うれしい声も聞かれます。
当初の目的であるカード利用率の拡大に『ポイント・コンセント』が一役買ってくれており、リニューアルの手応えを感じています」(義友氏)
QIRAポイントと他社ポイントの連携が順調に進み、今後はお客さまの意向に沿って、連携するポイントサービスを拡充していきたいと言います。
「QIRAポイントがお客さまに浸透するにつれて、銘柄を増やして欲しいとの声が上がってくると予想されます。
コンサルからのアドバイスもあり、絞った4銘柄でスタートしていますが、『ポイント・コンセント』には150もの豊富なポイント銘柄の取り扱いがあるので、必要に応じて追加することが可能です。
また、提携する銘柄のロゴ使用についてもジー・プランさんが定期的にレギュレーションチェックをしてくださるので、安心してホームページやチラシなどで告知ができます。
『ポイント・コンセント』を導入したおかげで、カード利用の拡大に向けて順調に始動出来たのでので、今後もジー・プランさんと相談しながらお客さまのニーズに応えていきたいです」(義友氏)