導入前の課題 |
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導入の決め手 |
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得られた効果 |
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パナックスジャパン様が運営する対戦型パズルゲームアプリ『パネクロ』は、ユーザー様のアクティブな行動で付加価値が生まれそれを商品化して、流通をさせようというコンセプトで開発したゲームだといいます。
「ゲーム内でのみ利用可能なポイントを付与するゲームは多数あります。ゲーム会社とユーザーは、ゲーム内に閉じ込められた上に一方通行の関係となるケースが多いですよね。しかし、私たちは“ゲーム内プレイログに付加価値が発生するパズルを考案してその付加価値がポイントとして循環するアプリを作ることで、ゲームをユーザー同士が活用するひとつの市場として提供したい”“ゲームの世界で得たモノをリアルの世界で使えるようにしたい”という想いを持っていました。
それを実現するべく考案したのが、パネクロで得られる『金塊』というポイントをリアルの世界で使えるモノに変換する企画でした。」(小川氏)
当初は、ポイントサービスを運営している企業と直接契約を結ぶことで、金塊をリアルの世界で利用できるポイントに変換できないかと考えていたそうです。
しかし、直接契約における手続きの煩雑さに実現の難しさを感じ、突破口として辿り着いたのが『Gポイントギフト』だったといいます。
「金塊を『Gポイント』に変換できれば、ユーザー様はこのGポイントをさらに各社が提供するポイントに交換することができます。
そのうえGポイントギフトで取り扱っている銘柄数は100種類以上と豊富です。ユーザー様に選択肢をたくさん提供できることは大事と考えており、これはユーザー様からも喜ばれると考え、ジー・プランさんに詳しく話を聞くことにしました。」(小川氏)
Gポイントギフトは、お客様のご要望に合わせた柔軟な対応を行っているため、パナックスジャパン様のように、ゲームポイントとの変換も可能です。
「具体的に話を聞くと、Gポイントギフトは想定していた以上のメリットがありました。
一つは、ポイント各社のロゴを利用することが可能である点です。パネクロの告知にポイント各社のロゴを掲載できれば、ユーザー様に“ゲームで得たポイントが実生活で利用できる”というメッセージが伝わりやすいのではないかと考えました。
もう一つは、Gポイントギフトへの交換において、当社で個人情報を預かる必要がないという点です。データの取り扱い含め、当社の作業負担がかからないことは大きな決め手となりました。」(小川氏)
Gポイントギフトとパネクロの連携を行なう際もとてもスムーズに進んだといいます。
「ジー・プランさんのAPIがとてもしっかりと作られているため、当社側の開発は非常にライトかつスムーズでした。
また、ユーザー様がGポイントを獲得する際の登録作業もシンプルなため、ユーザー様からの問合せ対応にかかる負荷を大きく軽減できました。少人数で運営を行っているため、非常に助かります。」(小川氏)
金塊を得るためには一定の条件をクリアし、『プロ登録』という手続きを行います。Gポイントギフトを導入しページにポイント各社のロゴを掲載した結果、そのプロ登録者数が増えたといいます。
「まだスタートしたばかりですが、1ヶ月でアクティブユーザーであるプロ登録者数が約10%も増えました。ポイント各社のロゴを掲載したことにより、金塊が実生活で使えるポイントに変換できるという魅力を感じていただけたのではないかと思っています。
ユーザー様のなかには、すでに20万円相当の金塊を稼がれている方もいらっしゃるので、驚きです。」(小川氏)
プロ登録者数の拡大を目指し、Gポイントユーザー様にパネクロの登録利用を促すようなキャンペーン仕掛けも取り入れています。
「キャンペーン期間を設け、期間中に金塊をGポイントギフトへ変換すると、Gポイントが増量プレゼントされるという企画です。
“せっかくであれば多くのポイントがもらえる期間にやってみよう”と考えるユーザー様も多くいらっしゃると推測できますので、この企画もパネクロ利用者数の増加につながったのではないかと思っています。ジー・プランさんからこのようなキャンペーンを提案していただき、とても感謝しています。」(小川氏)
パネクロ自体へのさらなる登録者数の増加も目指していきたいといいます。
「現在、ジー・プランさんのページ内で、Gポイントを得ることができるゲームとしてパネクロを紹介いただき、Gポイント側から送客する仕掛けをしていただいています。
私たちとしては、“ゲーム内での獲得ポイントをリアルで利用できる”ということを目標にしていますので、Gポイントのユーザー様がパネクロに登録していただくことは、双方のニーズが合致するのではないかと思っています。利用者の幅も広がりますし、今後の成果にも期待が高まります。」(小川氏)
現在は日本国内のみでの提供となっていますが、今後はeスポーツとして海外進出も視野に入れているといいます。
「国内でのユーザー様を増やすことでゲーム内の広告スポンサーの数も増えてきます。
そうなれば大型の大会開催、ひいては海外への進出も可能だと考えています。海外進出の際にもやはり“リアルで利用できるポイントへの交換”は肝になると思いますので、ジー・プランさんには海外でも利用できるポイントサービスについても取り扱いをお願いしたいですね。夢が広がり続けています。」(小川氏)